更新日 mise en ligne le 22 juin 2004
remise en page le 24 octobre 2009
Terrine de Ratatouille ラタトゥイユのテリーヌ |
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夏野菜をふんだんに盛り込んだラタトゥイユを使った、真夏の暑さにヒンヤリ感を楽しめるアントレです。
ラタトゥイユだけでも悪くは無いのですが、柔らかで真っ白な肉質にサッパリした味わいの白身魚で、味と色合いのコントラストを付けています。
ラタトゥイユは既に出来上がっているものとしてレシピを書いていますが、ラタトゥイユ作りからスタートしたい方は、「欧米料理:お野菜」の「その他のお野菜レシピ」にリストしていますので、そちらをご参照下さい。
材料 : 4人分:500〜600mlテリーヌ型
- 冷めたラタトゥイユ:250g
- 白身魚(ページ下参照):300g
- 水:400cc
- バルサミコ酢:大さじ半
- 板ゼラチン:4枚
- 塩:適宜
<必要な道具(目安)> お鍋2つ、テリーヌ型など高さのある器
<賞味期限> 冷蔵庫で2日程。
- 魚は切り身の状態のものを使い、小骨はできる限り丁寧に取り除く
鍋に分量の水を入れ火に掛け、温まったらバルサミコ酢を溶き混ぜて魚を茹でる
魚に火が通ったら、フライ返しやアク取り等を使ってそっと取り出し、水を切って冷ます
- 板ゼラチンを5分程水(分量外)に浸してふやかす
1で魚を煮た煮汁を温め、そのうち60ccを別のやや小さめの鍋に取り、ふやけたゼラチンを絞ってから千切って加えてあらかた溶かす
これにラタトゥイユの半量を入れて弱めの中火に掛け、よく混ぜ合わせた後グツグツと煮立たたない程度に温めて火からおろし、残りのラタトゥイユを加え混ぜる
- テリーヌ型を水にくぐらせてさっと水気をはらってから、2のラタトゥイユ少しを底に敷き詰め、次いで魚半量を並べる
残りのラタトゥイユ半量を流し込み、再び魚を乗せて鍋に残った煮野菜全てをあけて表面をならす
- あら熱がとれるまでホコリなどをよけて涼しいところで冷ましてから、ラップをかけて冷蔵庫で少なくとも4〜5時間冷やし固める
サーヴする際は、よく切れる包丁で厚切りにするか丸ごとひっくり返して大皿盛りにしてテーブルで切り分けても良いですが、いずれも冷たいうちに召し上がれ
※お魚は、ヒラメやエイのように身が柔らかなものを使うと良いです。
写真の時に使ったのは何と呼ばれるものだったかな、日頃この辺りでは見かけないものだったのですが、生臭みが全くなくて、身がホロリと柔らかながらもしっとりしていてピッタリでした。 その他はエイのヒレや舌平目などを使用。
日本の鱈は身がプリンとしすぎていてラタトゥイユとの馴染みがあまり良くないと思います。 タイでも良いと思いますが、小骨を除くのが面倒かな。 入手できるものでどうぞ
※テリーヌ型が無かったら、パウンド型や、上記に近い容量の小どんぶりでドーム型に作っても構いません。
容量はなるべく近い物が良いですが、形は色々あり得ますので、テリーヌ型にこだわらなくて大丈夫。