マダムTOMATOの“グルメ・ガーデン”
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更新日 mise en ligne le 20 août 2001
remise en page le 13 mars 2012
トマトのタルト Tarte aux tomates

夏が旬のトマトを使った塩味のタルト、サクサクッとしたブリゼ生地を使ったピザの一種とも言えます
(タルトとピザはそれぞれ仏語・伊語で同じ様な物を示す事が多々あります)
我が家ではこれも一種の残り物料理なのでバジルペーストはパスタやスープに利用した残りを使っています
小瓶が一つあるとサラダ等にも応用が効くので、市販の物か、お庭やベランダで収穫したバジルで作って小分けにして冷凍保存しておくと便利です
でも、無ければドライバジル又はドライオレガノをオリーヴ油少々で溶いて代用しても構いません
こうしたお料理はその時の手元の材料次第でもあるので、こちらのレシピは1案として、ご自身のヴァリエーションを探すのも楽しいと思います

材料 : 22cmのタルト型2枚
  • <ブリゼ生地>
  • 小麦粉:200g
  • バター:70g
  • 塩:2つまみ
  • 玉子(L玉):1コ

    <トッピング>
  • 玉ネギ又はズッキーニ:200g
  • ニンニク:2片
  • ディジョンマスタード:小さじ2
  • トマト:4〜6個
  • ピザ用チーズ:200g程
  • バジルペースト:大さじ2
  • オリーヴ油(1):大さじ1
  • オリーヴ油(2):大さじ3

  1. <まず、タルト生地(ブリゼタイプ)を作る>
    冷蔵庫から出したての冷たいバターを1cm角に刻んでボウルに入れ、粉と塩を加えて指先や両手でこするようにして粉とバターを均一にする
    これに玉子を加えて混ぜ、ひとまとまりになったら2等分して厚さ5mm弱にのばし、型に敷き込む
    ※ややポソポソとした仕上がりの生地ですが、万が一玉子が足りないようならば極少量のミルクを加えて生地をまとめます
    焼き時間が長いのと生地が薄いため、敷き込んだ生地の空焼せずそのままトッピングを乗せますが、生地を敷き込んだ後にフォークで全体を軽くつついておきます

  2. <トッピングを用意する>
    玉ネギの場合はみじん切りに、ズッキーニの場合は3〜4cm程の細切りにする(以下ズッキーニは玉ネギに同様に扱う)
    ニンニクはみじん切り
    鍋又はフライパンにオリーヴ油(1)とニンニクを入れて熱し、玉ネギをしんなりするまで炒める

  3. タルト生地にマスタードを薄く塗り、炒めた玉ネギをまんべんなく散らして、5ミリ厚さの輪切りのトマトをバラの花状に半分弱重ねながら敷き詰める

  4. バジルペーストとをオリーヴ油(2)で溶き、トマトの上に塗る
    さらにピザ用チーズを散らし、180度〜200度のオーブンで30〜40分焼く
    あら熱がとれて、ほんのり温かい状態が一番美味しいようです
※バジルペーストは、我が家では作って冷凍しておいたもの又は市販品を利用しています
バジルの葉10枚程とニンニク1片を細かく刻み、塩少々を加えてオリーヴ油で溶き合わせて似たような物を作る事ができます
もしくはドライバジルの葉とニンニク、オリーヴ油を合わせてかけても良いです
※ここでは2枚作る事を前提に説明していますが、タルト生地だけを作っておいて、その他の材料は半量にして1枚だけを焼くこともできます
同時に2枚作る際は(型が二つある場合)、同時に焼く事も出来ますが、途中でオーブンの上下の段を入れ替えて均一に焼けるように気を配りましょう
タルト生地は冷蔵庫で2〜3日は保存が出来、他のタルト(キッシュ等の他デザート用にも)にも使えるのでまとめて作っておくと便利です




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