更新日 mise en ligne le 22 sept. 2002
remise en page le 15 mars 2012
お味噌のしそ巻き Shiso farci au miso |
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お味噌のしそ巻きと名付けたこちら、我が実家ではいつも“しそ巻き”と呼んでいました。
東北の親戚が沢山作って送ってくれたり出掛けた際にご馳走になったりした、私にはとても懐かしい味。
市販のものも希に見かけましたが(日本で)、甘すぎておつまみには美味しいもののご飯のお供には今ひとつ、自家製が一番!と常々思っていたものでした。
先日、思いがけずお庭に繁ったという生のしその葉をたっぷり頂いたので、丁度パリでお味噌をたっぷり仕入れてきたばかり、早速久しぶりの味作りにトライしたというわけです。
お味噌はそのまま食べて美味しいと思えるものなら大抵何でも大丈夫ですが、近頃大分増えている塩分控えめのお味噌の方が良いかもしれません。
甘味が加わっているのでついつい食べ過ぎてしまって、後でお茶のポットが手放せなくなってしまわないように気を付けて。
お酒のおつまみにも良いですよ。
材料 : 約25個分
- 生の青しその葉(大葉):約25枚
- 上白・三温糖など:大さじ1半
- 小麦粉:大さじ2
- 唐辛子:2〜3本
- クルミ:30g
- サラダ油:適宜
- 爪楊枝:適宜
- 味噌:200〜250g
- しその葉(大葉)はなるべくサイズが揃ったものを用意し、洗って丁寧に水気をぬぐっておく
葉脈の延長が飛び出している場合はハサミなどでカットしておく
唐辛子(赤のドライ)は種を取り除いて刻む
クルミは好みの荒さに刻んでおく
- ボウルにお味噌、お砂糖、唐辛子、クルミ、粉を入れてよく混ぜる
- しその葉を1枚取って表を上に茎へついていた部分を手前にして平らに置き、2のお味噌をティースプーン2/3程取って葉の上手前に棒状に乗せ、向こう側へクルクルと巻く
葉巻状になるので、尖った葉の先をとめるようにして中央を爪楊枝で刺す
これをお味噌が無くなるまで繰り返す(爪楊枝1本に3つ刺す)
- フライパンの底に5ミリ程サラダ油を熱し、温まったら3を入れて葉がカリッとするよう20秒ほどずつ両面を揚げる
キッチンペーパーなどを敷いたお皿に取って油切りをして冷ませば出来上がり
爪楊枝が付いたままでも外しても良いです
※クルミは好みでピーナッツや松の実、白ゴマに代えても良いです
※お味噌自体のテクスチャーによって小麦粉の量は変化します
少な目に加えて、あまりトロトロするようだったら増やして行きましょう
また、お味噌の量はしその葉のサイズによって適宜調整を
※お砂糖の量も、甘党な方はもう少し増やしても良いかも
ピリリと辛味を強くしたい場合は、唐辛子の種極少々を刻んで加えても良いです(入れすぎにご注意を)
日本酒(熱燗、冷酒、古酒などお好み)、ビール、辛口の白ワイン、太陽がある時間帯ならロゼでも。
以前の我が家のご近所さんは、これをつまみに赤ワイン シノン(Chinon)を堪能(シノン出身者)