マダムTOMATOの“グルメ・ガーデン”
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mes recettes
更新日 mise en ligne le 22 NOVEMBRE 2002
remise en page le 15 mars 2012
西洋カボチャのポタージュ Potage de potiron

アメリカも割とそうですが、フランス又は近郊ヨーロッパのカボチャは、日本のポクポクした栗カボチャとは質感が異なります。
普通に日本のカボチャのポタージュ風に作っても、素材の味の濃さが違うので、ちょっと物足りない味になってしまうことが多々あります。
そこで、西洋の水っぽいカボチャを使ったポタージュレシピの一つを。
じゃがいもはとろみを加えるため、ニンジンはお野菜のヴァリエーションを増やすと同時に色味を加え、隠し味のトマトの酸味がちょっぴりボケがちなスープを引き締めてくれます。
ミルクで煮るのではなくお水を加えて煮るので、途中で煮立ててしまっても大丈夫。
その代わり生クリームを加えた後には、グツグツ煮立てないように気を付けて。

材料 : 約6人分
  • オレンジの西洋カボチャ:600g
  • ポワロ又は玉ねぎ:100g
  • ニンジン:100g
  • トマト:200g
  • オリーヴ油:大さじ1
  • じゃが芋:100g
  • 塩:小さじ1
  • 白コショウ:少々
  • 好みで色づけにターメリック:少々
  • 水1:800cc
  • 水2:約200cc
  • 生クリーム(液状):150cc
  • 好みでブイヨンパウダー:少々

  1. ポワロ又は玉ねぎはみじん切りに、ジャガ芋とニンジンは皮をむいて薄切り(3ミリ程度)、カボチャも種と皮を除いて同程度にスライスする
    トマトは湯むきするか皮をむいて、酸味が苦手又は口当たりを良くしたい場合は種を除き(我が家では丸ごと入れてしまっています)、みじん切りにする

  2. 鍋にオリーヴ油を熱し、ポワロ又は玉ねぎを炒める
    しんなりしたら水1と残りの野菜を加え、フタをして弱火で全てが柔らかくなるまで30分程煮る
    柔らかく煮えたら火からおろし、あら熱を取る

  3. 2をミキサー又は裏ごしにかけ、なめらかなピュレにして鍋に戻す
    ドロリとしているので、生クリームを加えてかき混ぜた後、様子を見てかき混ぜながら水2を少しずつ加える
    更に塩コショウし弱火で温め、味をみて物足りないようなら生クリームを追加するか、お野菜のブイヨンなどを少量加える(お好み次第)
    ターメリックなどスパイスを加える場合は、少量なのでミキサーからお鍋に移す段階で加え混ぜる

    全体が温まればできあがり
    好みと彩りに生クリームをたらしたり、刻みパセリを散らしても良いです
※同じ様な要領で、残り野菜を集めて色々なポタージュを楽しめます
※我が家ではほんの少しターメリックで黄色みを加える他、残ったらクミンやコリアンダー(いずれも種の粉)を加えて変化をつけたりしています
お好み次第で色々に楽しめますよ
また、残ったポタージュに極細パスタを適当にカットして加えて煮ると、ボリュームたっぷりでパン数切れを添えれば軽めの一食にもなります






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