マダムTOMATOの“グルメ・ガーデン”
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mes recettes
更新日 mise en ligne le 16 janvier 2002
remise en page le 13 mars 2012
ソーセージのポトフー Pot au feu des Saucisses

寒い冬の晩に食べたくなるお料理の一つに、“Pot au feu”があります
日本の家庭でも大分お馴染みのようですが、元々はフランスの家庭料理、お料理名もフランス語です
それだけに各家庭やその時々のレシピがあって、加えるお野菜も様々
下の材料リストに挙げるのみならず、お手持ちとお好みのお野菜で楽しむ事ができます
今回は本格的なポトフーの前に、我が家でとても頻繁に作るソーセージ版のご紹介です
かたまりのビーフよりも、コストも時間もかからないというのが最大の理由なのですが・・・
フランスではお馴染みのトゥールーズソーセージ(Saucisse de Toulouse:ソシッス・ドゥ・トゥールーズ)を使っていますが、入手できない場合はフランクフルト等太めのソーセージをお使い下さい

材料 : 2人分
  • ニンジン:100g
  • かぶ:150g
  • キャベツ:100g
  • セロリの茎:100g
  • ポワロー又は玉ネギ:150g
  • フランクフルトソーセージなど・4本
  • 水:800cc
  • ブーケガルニ:1
  • コンソメ:小さじ1
  • 塩:小さじ1/4 程
  • コショウ:少々

<必要な道具(目安)>
・煮込み向きの鍋

<賞味期限>
翌日には食べ切りましょう。

  1. ポワロとセロリの茎は5センチほどに、玉ネギを使う場合は縦4つ割りに
    ニンジンは乱切り、キャベツはできれば芯を付けたかたまりのまま2切れにする
    カブは小さければ縦に4つ割、大きければ縦横に包丁を入れ8つに分ける

  2. 鍋を火にかけ、温まったらソーセージを頃がして表面だけに火を通す(焦げ付く可能性がある場合はサラダ油等をほんの少し加えます)
    そこへ野菜と水、ブーケガルニを加えフタをし、中火で加熱を続ける

  3. 2が沸騰してきたら弱火に落とし、やがて野菜が煮えはじめアクが出てきたらこまめに取り除く
    ひとしきりのアクを取り除いたら、コンソメと塩を加えフタをし、野菜が全て柔らかくなるまで煮る

  4. 最後にコショウをふって具を崩さないようにそっと全体を混ぜて出来上がり
※お野菜はこれ程色々入れなくても、キャベツとニンジン、タマネギだけでも充分美味しいです
じゃがいもを加える場合は、スープが濁るので最後に加えるか、スープを少し別鍋によけてそこで煮ると、残ったスープが濁りません
※我が家ではブーケガルニを使わずプロヴァンスのハーブを少し散らして、セロリやパセリの葉を茎ごと加えて具にする事もあります
※塩はソーセージから出る塩分にもよるので、適度に調整して下さい
※スープが余ったら
1人分又は2人分のスープとして食べられる程おつゆが残ったら、固くなったバゲットの厚切りを加えて柔らかく煮てパンスープに
もしくはオニオングラタンスープ風に、オーブンに入れられるスープ皿などにパンを置いてスープを注ぎ、チーズを乗せてグリルしても美味です。




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