更新日 mise en ligne 1998
remise en page le 16 mars 2012
フランス統治時代の影響が食にも、アジアの味と融合して残るヴェトナム
バゲットにバターを塗り、ニョクマム(ナンプラー、魚醤)で味付けした肉・野菜を盛り込んだ一見ミスマッチとも思いたくなる組み合わせですが、これが何とも美味しいのです
ミント、ディル、ドクダミなどのハーブで独特の香り付けをしています
写真は左がビーフ、右がチキン、2種類をご紹介します
使うパンは、バゲット、パリジャンと呼ばれる太めのフランスパン、ブール(フランスパン生地を丸く焼いたもの)等、鮮度の良い皮がパリッとしたものを選んで下さい。
材料 : 1人分
- パリジャン:10〜15cm
- マーガリン:適宜
- レタス:1〜2枚
- 牛薄切り肉:50g
- ニョクマム:小さじ2
- ニンニク汁:少々
- コショウ:少々
- サラダ油:少々
- ミントの葉:5枚
- ディルの葉:1枝
- ドクダミの葉(お好み):2枚
(またはパクチー(香菜))
即席なますの材料 - ニンジン:30g
- セロリ:30g
- ニョクマム:小さじ2
- レモン汁:小さじ2
- 砂糖:小さじ1/4
- 「即席なます」と肉の下準備をする
セロリとニンジンは長さ5センチ程の千切りにし、ニョクマム、砂糖、レモン汁を振りかけてよく揉み、しんなりしたらそのまま漬け置く
牛肉はナンプラーとニンニクのおろし汁を混ぜたものに10分ほど漬けておく
レタスは洗って水気を切り、4〜5センチにちぎっておく
- ハーブ類は千切りまたは手でちぎる
下味を付けた肉を、サラダオイル少々を熱した強火のフライパンで炒める
- パンを横二つ割りにする(完全に切り離さない方が食べやすいです)
パンの切り口両面にマーガリン又はバターを薄く塗る
- パンを開き、炒めた牛肉、レタス、即席なます(汁気を多少含んだままで)、ハーブ類を盛りつけて挟めば出来上がり
- バゲットやブールを使用する場合は、表面が固く具からの湿り気を多少含んでも香ばしさが保たれるので、半日程度の保存が可能です
お弁当にも最適ですが、なるべく冷蔵庫での保存をお薦めします
※ハーブは生葉を使います
上記にこだわらずお好きなもの、入手できるものでお楽しみ下さい
ドクダミはご近所に生えていることでしょう
柔らかい上から1〜2枚を使います
香りが強いので、少量お試しになってからお使い下さい
また、ディルが無ければパセリなどで代用できます
私はビーフにミントを多め、チキンにはドクダミを多めに使います
※間に塗るのはバターでも良いですが、パンがポソポソとしているのでマーガリンの方が塗り易いでしょう