更新日 mise en ligne le 23 janvier 2001
remise en page le 15 mars 2012
何故かこの街TOURSの中華レストランは全体的にかなり甘めで、更にパイナップルまで入っているときては、甘いお料理が苦手な私にはお手上げです
それでも、特殊な食材が必要無くて、フランスのスーパーで買える食材のみで作れるため、こちらの中華料理屋さんでも人気のメニュー
材料が高かったり手に入りにくい関係であまり和食は作らない私ですが、
最も頻繁に作る日本の家庭料理(元は中国ですけれど)がこちら
毎回“これをチョロッとこのくらい・・・”という分量で作っているのでなかなか分量を書き出せずにいましたが、ようやくレシピとして完成しました
これもよくフランス人におねだりされる、割と人気のアジア風料理です。
材料 : 3〜4人分
- 豚肉:400〜500g
- 玉ネギ:150g
- 緑パプリカかピーマン:150g
- ニンジン:100g
- 好みでパイナップル輪切:3〜4枚
- 椎茸:50g
- サラダ油:大さじ3
- 揚げ油:適宜
<お肉とその下味用> - 醤油1:大さじ2
- 日本酒又は白ワイン:大さじ1
- 片栗粉かコーンスターチ:大さじ3
- 小麦粉:大さじ2
<ソース用> - 水1:150cc
- ケチャップ:大さじ4
- 砂糖:大さじ1半
- 醤油2:大さじ2
- 酢:大さじ3
- 水2:50cc
- 片栗粉かコーンスターチ:大さじ2
- <下準備>
お肉を一口大に切って平たいバット(調理用容器)や深みのあるお皿などに入れ、下味用の醤油と酒を合わせてラップをし、冷蔵庫で半日から一日寝かせる
途中で1〜2度ひっくり返してまんべんなく味が染みわたるようにしましょう
- <野菜を切る>
ニンジンは皮をむいて乱切り、ピーマンは2cm程に切り、椎茸は足を外して傘の部分を4ないし6つに、タマネギは縦4〜6つ割にしたものを横に2分する
パイナップルを加える場合は1枚につき6〜8つ程度に切っておく
- <野菜を炒める>
中華鍋又はフライパンにサラダ油を入れて強めの火で熱し、ニンジンを炒める(もしくはあらかじめ蒸すか茹でるかしておいても良いです:茹でるとヴィタミンが逃げますが・・・)
ニンジンに火が通ったらタマネギとピーマン(パプリカの場合のみ)を入れてよく混ぜながら炒め、火から下ろしておく
(好みでつが、多少歯ごたえが残る程度に強火でジャッと炒めた方が美味しいです)
- <豚肉を揚げる>
冷蔵庫で寝かせて置いた豚肉を室温に戻し、ザルなどに取って水気を切る
片栗粉又はコーンスターチと小麦粉を混ぜ、肉にまぶす
(ビニール袋に肉と粉を入れ、空気を入れて口を絞って揺すると手軽:ただし肉と肉がくっつかないように気を付けて)
揚げ油を熱し、薄衣を付けた肉をこんがりと中まで火が通るように揚げて油を切っておく
- <仕上げる>
ソース用の水1(150cc)、ケチャップ、砂糖、醤油、酢を鍋又はフライパンに入れ混ぜ火にかける
温まったら野菜と揚げた豚肉を加えて全体を混ぜ、全体が温まるまで加熱する
パイナップルを加える場合は野菜と一緒に鍋にに加えます
この間に水2(50cc)と片栗粉又はコーンスターチ大さじ2を溶き合わせておき、温まった鍋にまわしかけてから手早く混ぜ、とろみがついたら出来上がり
※我が家では真っ白なバスマティ(タイ産の香り米)を添えるため、多少味付けを濃いめにしています
薄味好みな方は、お醤油の量を減らして下さい
※日本製ピーマンを使う場合は4つ程で良いと思います
火が通りやすいので、最後にサッと炒めるだけにとどめ、フニャフニャにならないように強火で仕上げましょう
※お野菜の全体量を少し減らしてタケノコの水煮を加えても良いです
※お肉の衣用の粉が足りなければ、小麦粉(のみでも片栗粉も加えても良い)を足して下さい
※後で煮返す場合は、とろみ付けには片栗粉よりもコーンスターチの利用をお勧めします
片栗粉は一旦冷めるととろみがなくなってしまうのに対し、コーンスターチは冷めてもとろみが有効だからです
※我が家では、揚げるのが面倒なのと少しでもカロリーダウンしたいとあって、ポークは揚げずに炒めて使う事が多いです(特に最近は)。 お馴染みの酢豚とは少し違った仕上がりになりますが、それはそれで充分美味しいですよ。
赤白ワイン:Sancerre, Pouilly, St.veran, Bandol, Tavel, Saumur Champignyなど。
>老酒や中国ビールでも。