マダムTOMATOの“グルメ・ガーデン”
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mes recettes
更新日 mise en ligne le 3 octobre 2002
remise en page le 18 mars 2012
ビーツのミルフゥイユ Mille feuilles de betterave

元々のアイデアは、マルシェのチーズ屋さんで頂いてきたコンテ・チーズの広報用ミニパンフレットにあった、スライスしたコンテを使ってオーブンでチーズを溶かしたものです。
丁度同じマルシェで柔らかく煮たビーツを買っていたので、やってみようかどうしようかと思いつつ味を想像してみると、今ひとつしっくり来ない気がします。
はてと腕組みしつつ思い付いたのがこちら、山羊のフレッシュチーズを挟み込んだもの、真っ白なチーズとのコントラストと味を思うと、こちらの方がずっと美味しいのではないか・・・ とは失礼かな。
本当はセルクル(サークル)型でビーツを型抜きして2層に詰めて型を外す といった手順を踏んだ方がレストラン風にきれいに作れるのでしょうけれど、手頃な型を持っていないのでスライスしてナイフでチーズを塗っています。
シェーヴル(山羊)チーズと相性の良いクルミを散らして、アントレにピッタリですよ。
※シェーヴルがない・苦手という方は、リコッタチーズで同様にお楽しみ下さい。

材料 : 2人分
  • 煮たビーツ3〜4ミリスライス:10枚
  • シェーヴル・フレ:約100g
  • 好みで塩:少々
  • クルミ又はオリーヴ油:小さじ2〜3
  • 刻んだクルミ:小さじ1
  • 盛りつけ用にマーシュやパセリなど

作り方
  1. ビーツ1枚と置き、シェーヴル・フレ(フレッシュな山羊乳製チーズ)をパレットナイフなどを使って、なるべく平らに塗ってもう一枚、薄切りビーツを乗せる
    これを1人分当たり4回繰り返す
  2. 盛りつけ用のお皿にそっと移し、細かく刻んだクルミ又は半分にしたクルミと菜っ葉(レタス、マーシュ、チコリ、トレヴィス、パセリ、セルフゥイユなどお好み)をあしらい、塩分が足りなそうならば軽く振って、オイルをまわしかければ出来上がり

    ヴィネグレットはグリーンサラダをご参照下さい
    更なるヴィタミン補給と風味付けに、パセリを刻んでオイル又はヴィネグレットと合わせてかけても良いです
※オイルは写真の時はクルミ油を切らしていたのでオリーヴ油です
ノワゼット(ヘーゼルナッツ)油でも良いですよ
※クルミは刻んで散らした方が味わいが良いですが、半分を乗せてあしらいにしても
もしくはサラダを一緒に盛ってヴィネグレット(ドレッシング)をかけても良いです
※ミルフィーユは誤った発音、いくらカタカナ表記が難しくてもそれでは「千人の女の子」になってしまいます。本当は千枚(ミル)の葉(フゥイユ)
※ビーツは皮が付いていれば丁寧に取り除き、同じサイズの円になるよう、スライスを1人当たり5枚程用意します(より丁寧に作るなら、セルクル(型)で抜いて、スライスを1枚ずつ型に詰めながら形成すると、デリケートな作業が楽に、そして仕上がりもより綺麗になります
ここでは2人分の分量にしているので、10枚使います






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