マダムTOMATOの“グルメ・ガーデン”
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mes recettes
更新日 mise en ligne le 2 avril 2004
remise en page le 15 mars 2012
コルヌ・ドゥ・ガゼル Corne de gazelle

“Cornes de gazelle”、和訳するならば“鹿の角”という名の、モロッコやチュニジア辺りのお菓子。
その辺りからの移民が多いフランス各地で見られる甘い甘いアラブのお菓子の中でも、最も有名なものの一つで、確か縁起が良いのだったか、その名の通り鹿の角をポロリと手に取ったようなクロワッサン(三日月)型をしています。
パリのモスケ(モスク:イスラム寺院)で味わって忘れられない味になった といった意見も聞こえ、 これまでに度々グルメ・ガーデンへのレシピのリクエストがあたのですが、我が家で作るのは大抵いい加減な分量で大分時間を頂いた挙げ句ようやくメモを取る事ができました。
ただし完全に本場風ではなく、あくまでもTOMATO流レシピで、本場のものよりもお砂糖を少し控えめにしています(それでも甘いです)。
これを更に、甘〜いミントティーと共に味わうのがあちら風。 ストレートの紅茶やハーブティーのお供にしても良いですよ。

材料 : (正味量:およそ12個分)
    <外生地用>
  • 薄力・強力粉半々:160g
  • バター:50g
  • グラニュー糖:10g
  • 卵白:1個
  • オレンジ花水:大さじ1

    <アーモンドペースト用>
  • アーモンドプードル(粉):120g
  • グラニュー糖:50g
  • バター:30g
  • オレンジ花水:大さじ1
  • 卵黄:1個

<必要な道具(目安)>
・小鍋
・ボウル2
・めん棒
・ギザギザのパイカッター

<賞味期限>
涼しい時期なら
常温で4〜5日
  1. 外生地を作る
    ボウルに粉と砂糖をふるっておく
    小鍋にバターを入れて弱火にかけて溶かし、オレンジ花水を加えてあら熱をとったら卵白と合わせて粉の中央に注ぐ
    すぐに菜箸で一気にかき混ぜて、あらかた混ざったら手で軽く捏ねてから、乾燥しないように食品用フィルムで包んで30分程休ませる
  2. <アーモンドペーストを用意する>
    ボウルにアーモンドプードルと砂糖を入れ混ぜておく
    小鍋にバターを入れ弱火にかけて溶かし、オレンジ花水を加えてあら熱をとったら、今度は卵黄をあわせてボウルに注ぎ、全体をかき混ぜてひとまとめにしておく
    (このみでここでシナモンを少し加えても良いです)
1の生地を薄くのす
2のアーモンドペーストをクルミ大に分け、各々を好みの太さ&長さの棒状に形作る
生地をゆとりを持って四角に切り、形を調えたアーモンドペーストを乗せて2つ折りにし、生地の合わせ目を指先で抑えてくっつけてから、少し縁を残してパイカッターで余分な生地を切り落とす
これを好みな程度に湾曲させて三日月形に調えて鉄板に並べて行く
  • オーブンを180度に熱しておいてから、15分ほど、極薄く焼き色が付くかどうかに仕上げる
    しっかりと冷ましてから召し上がれ ※オレンジ花水は、日本では具体的にどこで買えるかは分かりません
    北アフリカの食材を扱うお店があれば訪ねてみると良いと思います。
    フランスでは、スーパーマーケットで売っている青い小さなボトルのものでも構いませんし、北アフリカ系の食材店やマルシェへ行けば見つかる筈。 そちら系のお友達が居たら、どこで買えるか教えて貰うのも良いと思います。
    どうしても見つからなかったら、外生地には水かミルクを使い、具材にはオレンジの皮のすり下ろしで香りを付けましょう。香りは異なりますが、何も無いよりは良いと思います(仕上がりの質感も少し違ってしまいます)。
    ※アーモンドプードルは皮が混じったものよりも、皮を除いて砕いたものの方が渋みが無くて食べやすいです。
    ただ、本場の人は特に特別な機会に沢山作る時など、皮付丸ごとアーモンドを砕いて使うこともありますので、皮があっていけないというわけではありません。
    ※外生地をケチって合わせ目をしっかりと固定するのを忘れると、焼き上がって膨らむので、パックリと開いてしまうので気を付けて。
    上記分量では皮が少し余ってしまうと思います。 ドライフルーツを包んで、オーブンの隙間で焼くなど、無駄にせず全て使ってしまいましょう。
    ※「私が知っているのは粉砂糖の衣がついている」という人も居るでしょう。 冷ました後に粉砂糖をふってもかまいませんが、益々甘くなるので私は加えていません。 また、糖衣を着せたものはレストランによく見られるのですが、一般的に家庭で作る場合には焼きっぱなしに粉砂糖を振る方が多いです。 形も色々で、もっと鋭角な場合も多々あります。









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