マダムTOMATOの“グルメ・ガーデン”
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mes recettes
更新日 mise en ligne le 1999
remise en page le 16 mars 2012
ショコラトリュフ Truffe au Chocolat

世界三大珍味に数え上げられる有名なフランスのトリュフ
チョコレートをからめて仕上げるこのチョコレートの名は、丸く黒いそのキノコに由来します
褐色の宝石、という別名も与えられ、有名なショコラティエがこぞってその腕を競うほど
そんな立派なお菓子職人さんには及ばないまでも、手作りのぬくもりと愛情をたっぷりそそぎこんで、美味なるショコラを目指してみましょう。

材料 : 約10個分
    ガナッシュ(中身)用
  • ミルクチョコレート:80g
  • ブラックチョコレート:40g
  • 生クリーム:60g
  • バター:20g
  • ハチミツ:大さじ1
  • 洋酒:小さじ1
     ここではカルーアを使用
     その他ラム酒、ブランデー、ウィスキー等好みで

    コーティング用
  • ミルクチョコレート:30g
  • ブラックチョコレート:70g
  • ココアパウダー(無糖):大さじ4

  1. 仕上げ用の材料はひとまずよけておきます
    チョコレートをできるだけ細かく刻み、室温に戻して柔らかくしたバター、ハチミツと合わせてボウルに入れ、軽く混ぜておく

  2. 生クリームを火にかけ(またはレンジに)、沸騰直前まで温めて1のボウルに加え、洋酒を注いでチョコレートを溶かしながら全体を均一になるように混ぜる
    チョコレートが溶けきらない時は、湯煎にかけてなめらかにする

  3. 2の中身を、ビニール袋(絞り出しの代わりに使用、絞り出し袋をお持ちなら勿論そちらを利用)の片方の角を下にして流し込み、冷蔵庫で40分〜1時間冷やす
    程良く冷えたら、大きめの皿にラップまたはホイルを敷き、チョコレートの入ったビニールの端を直径1.5センチ程になるようにハサミで切り取り、袋の口をねじって好みのサイズに絞り出す
    適度な間隔を空けて全てを絞り出したら、絞り出しによって立ったつのの部分をナイフなどでならし、皿ごとラップをして冷蔵庫でさらに30分冷やす

  4. 仕上げ用のチョコレートを用意します
    分量のチョコを出来るだけ細かく刻んでボウルに入れ、70度ほどの湯煎にかけて全体がつややかになるまでそのままにしておく
    ここであまりかき混ぜてしまうと空気が混ざり、固まってしまうので注意しましょう
    あらかた溶けてきたらヘラを使って、玉に残っている部分をボウルの底に押しつける様にして滑らかにする
    火を止めて、ヘラですくって垂れてこない位まで冷えるのを待つ
    この間に、底の丸い小さめのどんぶりかご飯茶碗にココアパウダーをふるい入れておく

  5. 冷やし固まった絞り出しのチョコレートをひとつずつ形を整えながら4のボウルに入れ、チョコレートをからめてココアパウダーに落とし、器の底を利用して再度形を整えるように転がしてまんべんなくココアをつけていき、別の皿に取り置く
    これを繰り返し、全てのタネにコーティングを施せばできあがり
※お好みの洋酒と書きましたが、ワインは基本的にチョコレートとは合わないとされています
私自身もそう思うので、ポリフェノール流行りとはいえお薦めしません
今回ここではコーヒーリキュールのカルーアを使ってみましたが、この他、グラン・マルニエやフランボワーズ、ミント等フレーヴァー付きのもの、ブランデー、ラム酒等お好みのものをご利用下さい
※ガナッシュは全て混ぜあわせ、湯煎から下ろしてあら熱が取れた時点で、既にもったりとした重いクリーム状になります
分量で固まりが悪い場合はチョコレートを追加、逆、もっと柔らかい仕上がりをお望みの方は生クリームを少々加えてみて下さい
※仕上げのコーティングは、均一な厚さでなくても大丈夫ですが、全体をしっかり覆う様にしましょう  そうでないと、ココアをまぶした時、湿り気のある中身がはみ出た部分の色が濃く、仕上がりが美しくありません
生チョコレート“パヴェ・ドゥ・ショコラ”もどうぞ






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