マダムTOMATOの“グルメ・ガーデン”
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更新日 mise en ligne 1999
remise en page le 17 mars 2012
ベルギーワッフル:“ゴーフル” Gaufre liegeois

巷に大流行した“ベルギーワッフル”
ブームの類に漏れず、軒並み店をたたんでしまいました
「グルメなベルギー」のファンとしては、せっかく手軽に食べられるようになったのに残念なことです
一口にベルギーワッフルと言っても、本当は2種類あります
日本でもともとよく見かけた、ふんわりとしたカステラ似の生地のはブリュッセル風
流行したのはリエージュタイプで、あちらではいずれも“ゴーフル”と呼んでいます

ワッフル型さえあれば、とっても簡単
この美味しさを一時の流行に終わらせるなんてもったいない!

材料 : 8個分
  • 強力粉:100g
  • 薄力粉:80g
  • 卵:1個
  • ミルク:70g
  • 砂糖:80g
  • 塩: 小さじ1/4
  • バター:30g
  • ドライイースト:小さじ1
  • バニラエッセンス:少々

  1. ミルクを軽く暖め、トライイーストを入れて発酵準備をさせておく
    ボウルを2つ準備し、ひとつに粉を2種類あわせてふるっておく

  2. もうひとつのボウルにバターを入れ、湯煎にかけてとかす
    そこに卵を割入れ、砂糖、塩、バニラエッセンスを加える

  3. 2のボウルにイーストを溶いたミルクを入れてよく混ぜ、粉を2回に分けて加え混ぜる

  4. 3の生地を暖かいところで30〜40分間発酵させる
    ※我が家では、レンジで発酵のようなハイテクマシンがないため、フタ付きの発泡スチロール箱に湯を張り生地を入れた器にラップして間に合わせています

  5. 発酵した生地をかるく混ぜてガスを抜き、8等分する
    暖めたワッフル型にバターをひいて、弱火で両面きつね色に焼き上げる
※ざらめ糖を使うとコクと甘みがグッと増します
その際は、上記の分量のうち50g程をざらめに換えると良いでしょう
※ワッフル型にバターをひくときは、まんべんなく馴染ませたら、焦げると美しくないのでキッチンペーパーなどで軽く拭き取り、一回焼くごとに繰り返して下さい
※暖かいうちに食べるのがベストですが、余っても大丈夫。乾燥しないようにアルミホイルで包んで、食べる前にトースターで温めます。

ちなみに、本国ベルギーでは、ふんわりしたブリュッセル風はお皿に盛って食べることが多く、粉砂糖やクリームをトッピングします。 どちらかというとカフェやレストランで。 カナダのケベックでは、ちょっとしたカフェや、街角で紙皿にフォークを添えての手軽なおやつ。 リエージュ風はレストランより断然街角で。 大きくて熱々にかぶりつきます。
フランスでは、マルシェやお祭りの時などに出店をみかけますが、もっぱらふんわりしたゴーフルで、上記のリエージュ風はスーパーマーケットでパック詰めで販売されています。






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