更新日 mise en ligne le 30 aout. 2000
remise en page le 15 mars 2012
“マカロン”とは本来、しっかり泡立てた卵白を主原料に作るサックリとしたメレンゲ風のフランスのビスケットを示します
こちらは、モロッコ辺りのお菓子で、マカロンにも似たサックリ感とセモリナ小麦の独特な感触、更にはあちらのお菓子やお料理に頻繁に登場するレモンの皮の爽やかな香りが特徴です
ミントティーのお供にも、普通の紅茶にもよく合うので、おやつに最適
型抜きする事なく手のひらで作る事ができるので、お子さまと一緒にお菓子作りを楽しみたい方にもお勧めです。
材料 :
- セモリナ小麦:170g
- 砂糖(三温糖等):60g
- 玉子(M玉):1個
- バター:20g
- ベーキングパウダー:小さじ半
- シナモンパウダー:小さじ1/4
- レモンの皮(すり下ろす): 小さじ1/3
- ヴァニラエッセンス:少々
- 粉砂糖:適宜
- オーブンを180度に暖めておく
バターを湯煎にかけて溶かす
セモリナ粉とベーキングパウダー、シナモンをあわせてふるう
- 玉子と砂糖をあわせ、7分立てに泡立てる
これに溶かしバターを少しずつ、更にヴァニラエッセンス、レモンの皮を加え混ぜる
- 2にふるっておいたセモリナ粉のミックスを加え、全体を混ぜる(生地はねっとりせず、ややポソッとしています)
この生地をクルミ大に丸め、粉砂糖を広げたカフェオレボウルなどに入れて砂糖を全体にまぶしてから暑さ1センチ程度につぶして丸いビスケットを形作る
これをクッキングペーパー(鉄板に直接乗せる場合には薄くバターを塗って)に最低でも3cm程間隔をあけて並べる
- 暖めておいたオーブン中段で10分程焼く
あまり上火が強いと表面の砂糖が溶けてしまいます
※レモンの皮は必ずワックスや農薬等を使っていないものを利用して下さい
近頃ではフランスでも日本でも、無農薬のレモンが出回っています
刻むよりも、下ろし金でおろした方が香りがより引き立ちます
※生地を丸める際は、生地に含まれる溶かしバターのオイル分の助けで手にくっつく事は少ないので、あえてオイル等を加える必要は無いようですが、気になる方は両手のひらに薄くバターを塗っても良いでしょう
※粉砂糖の量は大さじ3杯前後で足りると思います