マダムTOMATOの“グルメ・ガーデン”
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mes recettes
更新日 mise en ligne le 30 mai 2003
remise en page le 17 mars 2012
サブレ Biscuit sable

“サブレ”の語源は“砂”という意味の「Sable:サーブル(仏語)」。
ホロホロと崩れるようなサックリとした歯ごたえが特徴です。
お菓子というと無塩バターを持ち出す人が多いようですが、このお菓子には断然有塩バターを使って下さい。
海の塩が採れるブルターニュ、美味しいミルクに事欠かないノルマンディー、北&北西フランスの各地方ではそれぞれに美味しいバターがあり、それらを元に今も様々な製菓職人の手によるサブレが販売されています。
負けずとお家で作ってみるのも楽しいし、案外簡単に作れるものです。
ちょっと手伝ってあげれば、お子さんにも楽しめる筈。
コツは、玉子を加えたら生地をこねすぎない、焦がさないように気を付けて、しっかり冷ましてから味わうこと、この3点です。

材料 : 直径6cm約8枚分
  • 薄力粉(強力と半々でも):150g
  • バター:100g
  • 砂糖:50g
  • 卵黄:1個

<必要な道具(目安)>
・めん棒
・抜き型
・ボウル

<賞味期限>
缶に入れて1週間

  1. ボウルに粉をふるい入れ、冷たいバターを細かく刻むか薄切りにして加える
    指先でバターを崩しながら粉と混ぜ合わせ(スコーンを作る要領)、全体をホロホロとした粉状にする
    ここまでは手をかけすぎても大丈夫

  2. 1に卵黄を加え混ぜる
    こねすぎないようにまず菜箸であらかた手早くかき混ぜてから、手でひとまとめにして行くと良い
    生地をまるめ、ラップでピッチリと包んで涼しいところで30分〜1時間は寝かせる

  3. オーブンを180度に温めておく
    寝かせておいた生地を厚さ4mm程にのし、型抜きする
    (型は何でも構いませんが、サイズの揃ったものにしましょう。ラップなどで挟んでのすとくっつき防止&抜いた生地を天板に移すときの扱いが楽です)

  4. 天板にオーブンペーパーかアルミホイルを敷き、型抜きした生地をならべ、オーブン中断できつね色に色づくまで10〜15分程焼く
    焼き上がったらオーブンから出し、網などに取って完全に冷ます
    保存する場合は缶やプラスティック容器など、湿気をよけられるものに入れて、1週間以内に食べきりましょう
※生地が柔らかすぎて型抜きしにくい場合は、のしてからピッチリとラップで挟んで(冷蔵庫の臭いを吸収しないように)冷やしておき、冷たいうちに型抜きすると良いです
※型抜きした縁の余った部分は再びまとめて型抜き出来ますが、あまりこねてしまうとサックリ感が弱まるので気を付けて
型が無ければ、ストレートラインのパイカッターや包丁で生地を四角く切っても構いません
四角の場合は四つ端が焦げやすいのが難なので、すこし内側に押し込んで丸みを付けてから焼くと良いですよ






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