更新日 mise en ligne le 5 juin 2001
remise en page le 13 mars 2012
オゼイユ・ソース Sauce à l'oseille |
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我が家の春の味「sauce aux oseilles(ソース・オゾゼイユ)」、
日本では“スイバ”と呼ばれるタデ科の野草で、日本にもこちらにも場所によっては野原に自生しており、フランス(他いくつかの国)では、春になると季節の野菜として市場に並ぶ事があります
英語名はソレル(Sorrel)、矢尻形の柔らかい若葉を食用にします
爽やかな酸味ある味は食欲を増し、ヴィタミンにも富んで生のままでサラダ(風味が強いのとシュウ酸を含むので極少量)、スープ、オムレツ、肉・魚料理等々幅広く使われています
今回は、手軽で、肉、魚、野菜いずれとも相性の良いクリームソースをご紹介します
※ギシギシと呼ばれる野草に似ている他、イタドリをスイバと呼ぶ地方もあるようなのでご注意下さい(学名は
Rumes Acetosa)
材料 :
- オゼイユ(葉のみ):150g
- 生クリーム:180cc
- 塩:小さじ半
- バター:20g
<必要な道具(目安)>
・大きなフライパン
・あればニンニク潰し
<賞味期限>
出来立てを賞味
- オゼイユは粗く刻む
ホーロー等の小鍋にバターを入れ弱火にかけて溶かし、刻んだ葉を入れて2〜3分炒める
変色して柔らかくなります
- 1の鍋に生クリームと塩を入れ、丁寧にかき混ぜながら同じく弱火で温める
暖まれば出来上がり
沸騰させると分離してしまうので注意しましょう
※茹でたじゃが芋、ポークや子羊のソテー、蒸し魚やムニエル等、お好みのお料理に暖かいソースを添えてどうぞ
※酸を含むため、利用する鍋はアルミや鉄でなく、ホーロー引き又はステンレス鍋を利用します。