マダムTOMATOの“グルメ・ガーデン”
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mes recettes
更新日 mise en ligne le 15 juin 2004
remise en page le 18 mars 2012
メープルクッキー Biscuit au sirop d'erable

蜂蜜ホットビスケットなる名でしばらく前に似たようなレシピを加えました。
こちらはそのアレンジ版。
ホロッとした食感は、コーヒーや紅茶との相性抜群で、とても手軽に作れるので、おやつにピッタリ。
お砂糖を使わずにメープルシロップだけで甘味を付けるのですが、奥深くからじんわりと舌に届く甘さがなんともいえない素朴な味わいです。

※作り方は蜂蜜ビスケットとは微妙に変えてありますが、殆ど同じ感覚です。

材料 : 約3cm角×20個程
  • 強力粉又は薄力粉(半々でも):200g
  • バター(下記も参照):70g
  • メープルシロップ:60〜:70g
  • 打ち粉(強力粉):適宜

<必要な道具(目安)>
・ボウル
・めん棒(あれば)

<賞味期限>
湿気を避けて4〜5日
  1. オーブンを温めておく
    ボウルに粉をふるい入れ、冷蔵庫から出したばかりのバターを薄切り又は小さめの角切りにしてボ粉をまぶし、指先でこすりあわせるようにしてポロポロした粉を作る

  2. 1のボウルにメープルシロップをまわしかけ、菜箸などであらかた混ぜ合わせた後、手で軽くこねてひとまとめにする
    ※メープルシロップで生地をまとめるので、様子を見ながら量を調整して下さい
    生地はちょっと柔らかめですが、あまり手にベタつくようならば粉を少しだけ追加。 逆に万が一水分が足りないようならば、メープルシロップかミルクを極少々加えます(大丈夫だと思いますが、小麦粉の水分も色々なので)

  3. 作業台又はまな板などに打ち粉をし、生地を乗せて1cm程の厚さに極力四角くのす(めん棒を使わずに手で押さえて広げても構いません:ラップで挟んでのすと扱いが楽)
    型抜きする場合は型を使って抜き、ナイフで切る場合は2〜3cm角(おおよそで良いです)に切り分ける
    ここで切った1個ずつの角を指で軽く押して丸みをつけると、端が先に焦げてしまうのを防げます

  4. 天板に(オーブンペーパーやホイルを敷いておくと良い)並べ、温めておいたオーブンに入れて180度でおよそ10分、軽く焼き色が付けば出来上がり
    早く色づいてしまう場合はホイルを乗せて焼きます
    オーブンから出し、5分ほど待つと外側がサックリします
※バターは有塩でも構いませんが、メープルシロップの風味がデリケートなので、出来上がった時の塩味が木になる人も居ると思います。 無塩バターを使う場合は、細粒のお塩を少な目に1つまみ、粉に加えておくと良いです。味の引き立て役として。
※トースターでも作れますが、上火が強くて焦げやすいので、ホイルをかぶせて焼き色を調整します
オーブンにせよトースターにせよこまめに中を覗いて焼き色をチェックしましょう
※粉は我が家では中力よりやや強力寄りのフランスの小麦粉TYPE55を使っています
強力粉の方がサックリと使上がりますが、水分を加えたらあまりこねすぎないようにしましょう
こちらにはベーキングパウダーは加えていませんが、蜂蜜ビスケット同様に加えても構いません
※保存は完全に熱が冷めてから、プラスティック容器など密閉容器に入れて湿気や他の臭いを避けて保存しましょう
梅雨時の日本では要注意、匂いがつかないよう容器のフタをしっかり閉じて冷蔵庫に入れた方が良いかも






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