マダムTOMATOの“グルメ・ガーデン”
http://www.franco-japonais.com/tomato/
mes recettes
更新日 mise en ligne le 3 aout 2005
remise en page le 25 octobre 2009
Migas スペイン風パン炒め:ミガス

バゲットを買ったは良いけれど翌日まで残ってしまって、ボソボソとして仕方ないのでまた一本買ってきた なんてことはよくあります・・・よね?(パンの国にいるとなおのこと)
そんな、ちょっとボソッとしてしまったシンプルなバゲットをリサイクルした、スペイン風の一皿。
スペインは、小皿料理が目に付いたり、髪の色が濃くて背丈も北のヨーロッパに比べると小さめで、人は温かくヨーロッパの中でも親近感を抱ける国だ という日本人の声を時々耳にしますが、この、残りご飯を炒飯にするのとまるで同じ様な感覚のこのお料理に出会った時には、独りニンマリしたものでした。
ただ、作り方は我流なので、正式な調理手順とは異なるかもしれません。

材料 : 2〜4人分(正味量)
  • 前日の残りバゲット:半本
  • 西洋ピーマン赤:100g
  • 西洋ピーマン緑:100g
  • 玉葱:100g
  • トマト:150g
  • チョリソースライス:50g
    (無ければサラミか生ハムで代用)
  • オリーヴ油:大さじ1
  • 好みでニンニク:1片
  • 粉末パプリカかエスプレット:好みで少々
  • ウズラの玉子か鶏卵:人数分
  • 塩:少々

<必要な道具(目安)> フライパン
<賞味期限> 出来立てを賞味。
  1. バゲットは、小分けにする前にさっと流水をくぐらせて10分程おいてから、食べやすく小さく千切るか縦2〜4つに切り分けて乱切りにする
    ピーマン、玉葱は粗みじん切りにし、トマトは(湯むきしてもしなくても良い)種を取り除いて果肉を新身人に切る
    ニンニクはスライス又は刻む

  2. フライパンにオリーヴ油とニンニクを入れて中火(強すぎるようならやや弱めて)にかけ、ピーマンと玉葱をしんなりするまで炒める
    これにパンを入れてさっと炒めてからチョリソーとトマト、加える場合は粉末のパプリカかエスプレット(甘唐辛子の一種)と塩少々を加えて、5分弱、トマトが柔らかくなり全体によく混ざるよう炒めあわせる

  3. 2の間に別なフライパンにオリーヴ油少々(分量外)を熱し、ウズラの玉子又は鶏卵(好みとお手持ち次第)の目玉焼きを好みの焼き具合に作っておき、軽く塩をして、器に盛りつけた2の上にあしらえば出来上がり
    好みで、香りと色合いを添えるため、刻みパセリを散らしても良い。

※スパイシーなチョリソーがあると良いのですが、日本では入手に困るかもしれないので、見つからなければサラミソーセージか生ハム、どうしても見当たらなかったら、ベーコンをお野菜と共に炒めても良いです。 ベーコンの脂分次第で、使うオリーヴ油の量を少し減らすなどの加減をした方が良いかも。
※パプリカと共に、クミンパウダーを少し加えると、オリエンタルな風味を楽しめます。
塩味については、チョリソーに塩分があるのでかなり控えめにしています。 サーヴする前に味見をして、様子を見て追加して下さい。

 ビール、軽めの赤ワイン



© Mme.TOMATO : "Gourmets Garden" de Mme.TOMATO
All rights reserved / Tous droits résérvés