更新日 mise en ligne le 18 octobre 2005
remise en page le 19 mars 2012
アメリカやカナダのあちこちにあった「Tacobell」で味を覚えて以来、チョチョッと材料を揃えればあとは鉄板焼き同様各自好きなようにテーブルで用意すれば良いので、仲間が家に集合する時の食事に便利で出番の多いタコス。
オルドエルパソの名で、シーズニングミックスやチーズ又はトマトソースなど、もっと手間を省ける一式がセットになったパッケージまでいつの間にか販売されるようになり、どんなものか分からずとも手軽に作れるようになり、ここフランスでも、タコベルこそ知られずとも、お家でタコスを楽しむ人は増えているようです。
ファストフード店の日本上陸は不思議と実現されていないようですが、何故か沖縄で人気というタコライスの話を、毎年のように遊びに出かける弟から聞き、以後家でも時々作るのがこちら。
シーズニングミックスが無くても楽しめる我が家流レシピです。
材料 : 2人分
<挽き肉炒め用>- 牛挽き肉又は合挽肉:200g
- 玉葱:100g
- ニンジン:50g
- 塩:小さじ1
- トマトピュレ:150cc
- クミンパウダー:小さじ1
- 胡椒:少々
- サラダ油:小さじ1〜2
<ご飯とトッピング> - 炊きたてご飯:お茶碗3杯分ほど
- トマト:1〜2個(サイズと好み次第)
- 食べ頃のアヴォカド:1個
- サラダ菜(レタス):4〜5枚
- おろしたエメンタルチーズ:少々
<必要な道具(目安)>
・フライパン
<賞味期限>
挽肉炒めは冷蔵庫で3日は保ちます。盛りつけたらすぐ食べましょう。
作り方
- 挽き肉炒めを用意する
挽き肉は常温にしておき、玉葱とニンジンはみじん切りにする
フライパンにサラダ油を熱し、玉葱、ニンジンを共にしんなりするまで焦がさないように丁寧に炒める
これに挽き肉とトマトピュレ半量を入れ、木ベラなどで挽き肉を細かくほぐしながら炒め併せる
挽き肉にあらかた火が通り、塊がないようによくほぐれたら、塩、クミン、胡椒と残りのトマトピュレを入れ、中火から中火弱でフタをせずに時々かき混ぜて水分を飛ばしながら10分弱煮詰める
- トマトは縦2つに切り、緑のヘタの付け根の繊維の多い部分を切り落としてから、薄いクシ切りにする
アヴォカドは縦2つに分かれるようナイフを入れて2分し、種を外して皮をむき、各々横にスライスする(厚さはお好み次第。家では5mm程。トマトと共に、好みでサイコロに切って散らしても良い)
レタス(サラダ菜の類、お好みで何でもOK)は、食べやすい千切りにする
- パスタ皿かスープ皿など、やや深みのあるお皿にご飯を盛り、挽き肉炒め、レタス、トマト、アヴォカドをあしらい、おろしたエメンタルチーズを散らせば出来上がり
各々好みにカレーのように混ぜて召し上がれ
※盛りつけ方は2通り。お皿のどこをつついても均一になるように、ご飯を平たくお皿に乗せた上にレタス、トマトとアヴォカドにチーズおまんべんなくあしらっても良いですし(お子様向き)、好みにご飯と併せて色々に食べられるように、ご飯を片端によそって、具材をそれぞれに場所を設けて1皿に盛り分けても良いです。
食べる時に各自好きなように好きな具材を寄せ集めて食べられるのは後者。
※挽き肉炒めのトマト味を控えめにしたかったら、トマトピュレを100cc、お水50cc程にして同様に煮詰めても良いです。煮詰め具合もお好みで、汁気は多少残っていた方が、ご飯に味が馴染みやすくなります。
また、ピリリと辛いタコス用の市販のソースを加えたり添えたり、もしくはタバスコを最後に散らしたり、唐辛子を加えるなど、色々アレンジできます。