更新日 mise en ligne le 20 janvier 2006
remise en page le 16 mars 2012
先日レシピを掲載した、オレンジピールの豊かな香りを最もシンプルに味わうお菓子の1つ、
「オランジェット:Orangette」。
私は、ビターなショコラとあわせるのが好みですが、溶かして固まるショコラなら、ミルクチョコレートでもブラックチョコレートでも、お好みのもので構いません。
ショコラとしてそのまま味わって美味しいもの、でもちゃんとカカオバターを使った、良質なものを選んでください。
シンプルなだけに、素材が肝心。
オレンジピールは買って来ても良いですが、手作りする場合は、別ページに掲載しているレシピの最後の最後にまぶすグラニュー糖は省いて作った方が良いかと思います(どちらでも良いですが、省くか、極々少量にしておいた方が、ショコラがけした時によりなめらかな表面になります)。
材料 :
- オレンジピール:200g
- 好みのチョコレート:150g
<必要な道具(目安)>
・ゴムべら
・湯煎にかけられるボウル
・アルミホイルかベーキングシート
<賞味期限>
涼しいところで2週間ほど
- 縦4つ割など大きなオレンジピールを買って来た場合は、幅5mmほど、長さ6〜7cm、できるだけ同じサイズに切りそろえる
(幅広でもスリムでも好みのサイズで良い)
グラニュー糖をまぶしたオレンジピールの場合は、ザルに入れてゆすって、余計なお砂糖粒を除いておく
- ボウルにチョコレートを砕いて、極力重ならないようにボウルの底に敷き、フライパンかボウルの底が浸る大きめの鍋にお湯を入れて火にかけ、湯煎にかけてチョコレートを溶かす
チョコレートがすっかり柔らかくなる前にむやみにかき混ぜてしまうとダマになりがちなので、暖まってチョコレート全体の色が元の色より明るくなる(柔らかくなった目安)まで待つこと
-
柔らかくなったチョコレートを湯煎からおろし、ゴムべらで手早くかき混ぜて(コツをつかんでいる人は、ここで良い具合に混ぜて温度調整しておくとショコラにツヤが出ますが、そこまでしなくても大丈夫)、
-
オレンジピールの端をつまんで、溶けたチョコレートにくぐらせて先端を下にして余分なチョコレートがたれたら、クッキングシートに置いて涼しいところで冷やし固める
この時、全体にチョコを絡めても、写真のように端からオレンジピールを覗かせても良い(後者の方が作りやすい)
残りの全てのオレンジピールも同様に
※私は、カカオ55〜65%ほどのデザートタイプのチョコレートを使うことが多いです。
その辺りはお好み次第なのですが、やや苦みのあるチョコレートの方がオレンジピールに合います。
でも、まろやかな方がお好みなら、ミルクチョコレートでも構いません。
※ホワイトチョコレートでも作れないことはありませんが、あまりお勧めしません。どうしても作りたいという方は、きちんとカカオバターを使ったホワイトチョコレートを用いて下さい。