マダムTOMATOの“グルメ・ガーデン”
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mes recettes
更新日 mise en ligne le 10 janvier 2004
remise en page le 17 mars 2012
クラシック・ショコラ Classique chocolat

アメリカのこってりと甘いブラウニーとは違う、ヨーロッパ(特にフランス、イタリアでは定番)のチョコレート菓子“クラシック・ショコラ”。ほろりとしつつもしっとり、雪化粧したような粉砂糖が、シンプルな焼き上がりを引き立ててくれます。
甘味はしっかりと、でもほのかにビターな大人のためのケーキ。
あっさりとしたお食事の後のデザートに、おやつに、クリスマスやヴァレンタインにも活躍してくれる筈。
※焼き上がった時に表面がひび割れることがありますが、それも一興、ご心配なく。
電動泡立て器があれば、より簡単に取り組めますよ。

材料 : 15〜18cmの丸形1つ分
  • チョコレート(cacao60%前後):70g
  • バター:60g
  • 玉子:2個
  • 生クリームかミルク:大さじ1
  • ココアパウダー:大さじ3
  • 小麦粉:大さじ2
  • カソナードか三温糖:90g
  • コアントロー:大さじ半

  • 型塗り用無塩バター:少々
  • 粉砂糖:小さじ1弱

  1. 型に無塩バター(気にしなければ有塩でも構いません)を塗っておく
    ココアパウダーと小麦粉をあわせてふるう
    オーブンを170度に温めておく

  2. 小鍋にバターとチョコレートを刻んで入れ、湯煎にかけ(より大きな鍋かフライパンにお湯を張り、その上に小鍋を乗せて強すぎない火に掛けて温め、)溶かし混ぜたら火からおろす
    これにコアントローと生クリーム、砂糖半量(上記が無ければグラニュー糖か上白糖でもOK)を加え混ぜ、玉子が煮えない程度に冷ましておく

  3. 水気や脂分の一切ない清潔なボウルに卵白を入れ、卵黄は2の溶かしたチョコレートの鍋に加え混ぜる
    卵白に残りの砂糖のうち半分を加え、白くなるまで泡立てる
    残っている砂糖を加えて、しっかりとツノが立つメレンゲに仕上げる

  4. 冷めた2の鍋の中身をメレンゲのボウルに加え、泡立て器で混ぜ合わせる
    これにふるっておいた粉&ココアを加え、ゴムべらに持ち替えて手早く、ボウルの底も忘れずに生地を切るようにして混ぜ合わせる
    生地を型に流し込み、トントンと4cm程型を持ち上げて2〜3回落として生地をならし、温めておいたオーブンでおよそ20分焼いたら取り出して冷ます
    焼き上がりの確認は、爪楊枝を刺してみてねっとりした生地がついて来なければOK、焼きすぎにはご注意を
    (15cm型なら20分、18cmなら20分弱で良いと思いますが、オーブンによりけり。日頃お使いの感覚を目安に様子を見ながら焼いて下さい)
    すっかり冷めたら型から外し、お皿に移して、粉砂糖を茶こしを通してまんべんなくふるいかければ出来上がり
※人数は6〜8人分ほど
1人分が少なく感じられる時は、ホワイトチョコレート50g、生クリーム120ccほどを温めて溶かし混ぜたソースを添えると、こってりとした甘味で少量でも充分なデザートになります
※ケーキ自体の甘味は、甘党さんならもう少し増やしても良いです(かなりの甘党ならね)
※カロリーを気にしない人は、お砂糖を加えない(或いは極々少量加えた)ホイップクリームを添えても良いです
※底が抜けない型を使う場合はオーブンペーパーを敷くか、ペーパー又はアルミホイルを2〜3cm程の帯に切って底に一か十文字に渡しておくと後で取り出しやすくなります:我が家では持ち手を外せるお鍋を使うのでこの方法を実行、バターを塗るのも忘れずに!

頂いたご感想
●2004/2月 Linaさん(ゲストブックにて)
先日のバレンタインデーにクラシックショコラを焼きました。これがもう、美味しくて美味しくて!!我がケーキ制作史上最高の出来でした。ありがとうございました。

●2005/2月 vermeer さん
今 育児休暇中で思う存分主婦をたのしんでます。そこでトマトさんのサイトが大活躍。特にお菓子つくりにはまっていて、チョコバナナケーキ、紅茶クッキ-、クラッシクチョコレートケーキ等大成功。料理って楽しいですね。





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