更新日 mise en ligne le 25 janvier 2004
remise en page le 19 mars 2012
| ブルーベリー・チーズタルト Tarte au fromage et aux myrtilles |
|
先日ご紹介した、カフェ＆ショコラのチーズタルト同様、クリームチーズでなくリコッタを使ったチーズケーキ
殆ど同じ様な作り方なのですが、フルーツが加わるとまた違った印象に。
ラズベリーやブラックベリー、ワイルドストロベリーなど、なるべく粒の小さなベリー類を選べば、ブルーベリーでなくても楽しめます。
タルト生地も、一旦作り方をマスターしてしまえば、さほど難しいことはありません。
どうしても面倒なら、市販の生生地を使っても構いません。
甘味をしっかりつければ、８人対応のデザートにもなりますよ。
材料 : 20〜22cmのタルト型１個
＜ブリゼ生地用＞- 薄力・強力粉半：160g
- バター：70g
- カソナードかグラニュー糖：大さじ１
- 玉子：１個
- 打ち粉用強力粉：適宜
＜フィリング＞ - リコッタ：250g
- グラニュー糖：100g
- ヴァニラエッセンス：少々
- 玉子：２個
- レモン汁：小さじ１
- 冷凍ブルーベリー：150g
- グラニュー糖：大さじ１
＜必要な道具（目安）＞
・めん棒
・ボウル
・タルト型
・泡立て器（手動）
・ゴムべら
＜賞味期限＞
冷蔵庫で３日程度迄
作り方
- ブリゼ生地を作る
ボウルに粉と砂糖をふるい入れ、バターをスライスして加えて粉をまぶしてから指先ですりつぶして全体がモロモロとした粉状になるよう混ぜ合わせる
これに玉子を加えて菜箸でかき混ぜ、あらかた混ざったら手で極々軽く捏ねてから、プラスティックフィルムで包んで涼しい所か冷蔵庫で３０分〜１時間寝かせる
- オーブンを１８０度に温めておく
寝かせておいたブリゼ生地を扱い安い固さになるよう少し常温に戻してから、めん棒で３mm程にのす
タルト型に生地を敷き込む
全体のあちこちを軽く指で押さえてしっかりと型に貼り付け（縮み防止：引っ張らないよう注意）、フォークで全体をあちこちつつく（膨らみ防止）
- 温めておいたオーブンで、２のタルト生地を下焼きする
この際、専用の重石（粒状のもの）か乾燥インゲン豆などを敷き込んでおくと膨らみをより最小限に押さえることができますが、無ければ＆多少は気にしないのならそのまま空焼きしてもOK
所要時間１０分弱、表面が乾いたようになれば完了、オーブンから取り出す
- フィリングを用意する
ボウルにリコッタと砂糖、ヴァニラエッセンスを入れ、なめらかになるよう混ぜ合わせる
更にレモン汁と玉子を１つづつ割り入れ、まんべんなく混ぜる
- ブルーベリーは解凍せず、冷凍庫から出してすぐに分量の砂糖をまぶし、空焼きしておいたタルトにまんべんなく並べる
その上にフィリングをそっと流し入れ、型ごと持ち上げてそっと揺すって全体に行き渡らせる（ゴムベラでそっと表面をならしても良い）
１８０度のオーブンでおよそ30〜40分焼く
焼き上がり確認は、生地がタプタプとプリンのように揺れなければほぼ大丈夫
焼き上がっても少し揺れますが、冷めると少し固まります
完全に冷ましてから召し上がれ。 好みで更に冷蔵庫で冷やしても構いません
※タルト（ブリゼ）生地用バターは有塩バターを使って下さい。バターの塩味が甘味を引き立ててくれます
玉子はＭ玉使用。お砂糖は三温糖でも構いません。カソナードはサトウキビを原料とする、完全には精製していないお砂糖です。
リコッタは「Finetta」などの名で売っているパック詰めのもので良いです（250gパックがあるので）。
※ブルーベリーは、冷凍でないフレッシュなものを使っても構いません。
冷凍だと季節を問わず作れるので便利というだけです。
ただ、冷凍ものを解凍してしまうとべちゃべちゃになってしまう場合があるので、決して解凍せずにコチコチのまま扱います
レモン汁は殆ど気持ちだけなので、なくても良いかも。
※タルト生地を敷き込む際には決して引っ張って伸ばしてはいけません。引っ張ると、空焼き後に極端に縮んでしまいます。
中央を軽く押さえてから、外側にむけて少しづつ固定して行き、最後に縁を押さえて固定します。はみ出した部分はめん棒をタルト型の縁に転がすとナイフを使わずに縁の高さに沿ってカットできます。
打ち粉は強力粉を使いましょう
また、焼く前のタルト生地はステップ１が終了した段階で冷蔵・冷凍保存が可能です。
冷蔵の場合は丸めて、又はのしてからラップで包んで冷蔵庫で２〜３日。 常温にしてから次のステップに移ります。
冷凍する際は薄くのしてラップで挟み、平らな状態で冷凍庫へ入れ、１ヶ月くらいは持ちます。使う時には冷凍庫から出してそのまま自然解凍し、扱いやすい固さになったら型に敷き込みます
いずれの場合も庫内の臭いがつきやすいので、しっかりと外気を遮断すること
