更新日 mise en ligne le 23 fevrier 2006
remise en page le 16 mars 2012
キャラメルりんごジャム Confiture de pomme caramelisée |
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マルシェで味見したジャムのアイデアを拝借した、ちょっぴりビターで香り高いカラメル風味のリンゴジャムです。
売っていたのは、ウィスキーの香りが添えられてもう少し苦みばしった、ちょっと変わった風味だったのですが、もう少し食べやすく、使い道も広がるよう、シンプルな味に変更。
リンゴとキャラメルといえば、タルトタタン、どこかそんなタルトを思い浮かべたくなる味わいは、トーストその他パンや甘みの少ないスコーン、ブリオッシュなどに添えても良いですし、プレーンヨーグルトの甘み付けにも活躍しています。
材料 : 仕上がり1000cc弱
- りんご:600g
- グラニュー糖:500g
- 水:150ccほど
<必要な道具(目安)>
・鍋
・保存用瓶
<賞味期限>
消毒した瓶に入れて、
冷暗所で1年
(きちんと消毒した場合に限る)
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鍋にグラニュー糖と水100ccを入れて中火強にかける
リンゴは皮をむいて芯を除き、1cm角に刻む
(手際よく調理を進める自信が無い人は、先にリンゴを刻んでおく)
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火にかけた鍋の様子を確認しながら、べっこう飴ほどのキャラメル色に色づくまで加熱する
この時、お砂糖が熱せられてやがて泡立ってくるので、火加減を調整し(少し火を弱めて飛び散らないよう要注意)、必ず側につきっきりで様子を見ること。 さもないと、うっかりして真っ黒に焦がす可能性があるので。
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お砂糖に奇麗な焦げ色が付いたら、すぐに火からおろし、刻んでおいたリンゴを一気に鍋にあけて、菜箸で底からかき混ぜる
(リンゴを入れると、冷えたカラメルが部分的に固まりますが、後に煮るうちに溶けるので気にしない)
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リンゴも加えた鍋を再び中火にかけ、底から丁寧に混ぜながら全体を暖めた後、フタをせずに中火弱で、好みの仕上がり濃度のほんの1歩手前辺りまで煮詰めれば出来上がり
※リンゴは、私は普段入手しやすいエルスターElstar、クロシャールClochard、レネット・デュ・マンReinnette du Mans(後の2つは、フランスでも地方によっては見つからないかも)辺りを使っています。
お好み次第で、ジョナゴールドやゴールデン、紅玉、フジ辺りでも良いかと思います。
※酸味が欲しい人はレモン汁少し〜1個分迄、好みでリンゴと一緒に加えても構いません。
また、使い道とお好み次第で、あらかた煮える頃にヴァニラ(サヤをほぐしたものか、エッセンスなら火を止めた後)を入れて香りを加えても良いです。
※煮詰め具合は、好みで加減して下さい。 火加減によって加熱時間は変わります。 ただ、冷えると少し固くなるので、煮詰め過ぎには気をつけて。
●2006年3月 ねこねさん(ゲストブックにて)
今日は初めてキャラメルりんごジャムに挑戦してみました。
ジャムは苦手なのですが、これはキャラメルと付いているところに惹かれました。
TOMATOさんの写真よりもずっと色濃くなりましたが、キャラメルのほろ苦さが利いていてとっても美味しく仕上がりました。
とにかくとっても嬉しいのでこれは是非お礼を伝えたいと思いメッセージを書くことにしました。 有り難うございました。