マダムTOMATOの“グルメ・ガーデン”
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mes recettes
更新日 mise en ligne le 20 mai 2006
remise en page le 13 mars 2012
バター・ラディッシュ Radis au beurre

春から初夏にかけて旬を迎える小さなラディッシュ。 日本では赤かぶと呼ぶのだったかな?
フランスで最も一般的なのは、日本のものよりも細長くて、葉の付け根が赤、根っこの先に行くに従って白くなる2色のグラデーョンのもので、フランス人は、お皿の隅っこに常温で柔らかくなったバターを取って、ラディッシュの先をチョンチョンと付けて食べます。
それも良いけれど、お皿のあしらいにラディッシュを使いたい時には、わざわざそのためにバターを添えるのも面倒なので、挟んでしまったのがこちら。 レシピという程のものではないのですが、アイデアの受けが良いので掲載しておきます。
ラディッシュだけをアントレとしてポリポリかじっても良いですし、前菜の盛り合わせの彩りにいくつか添えても良いですよ。 ラディッシュは、葉にも根にも張りがある新鮮なものを使いましょう。

材料:1束25本程
  • ラディッシュ:1束又は好みな量
  • 冷たいバター:適宜

<必要な道具(目安)>  ・普通にお家にあるもの

<賞味期限>
保存は半日冷蔵庫にて。時間が経過すると葉っぱやラディッシュがしおれてしまいます。

  1. ラディッシュは、葉の間の砂や土も洗い流すよう丁寧に水洗いし、折れた葉、大きすぎる葉、傷のある葉などを葉の付け根からそっと剥がして、若くて奇麗な葉のみ残す
    また、根の部分は葉の付け根から根にかけて、ヒダのようなものが付いていることが多いので、それをナイフで丁寧に剥がして、根の先端のヒゲ根を切り落とす
  2. ラディッシュの水気を丁寧に拭い、根の先端側から縦に切り込みを入れる
    ワニの口のように開くよう切り込みを入れるだけで、まっ二つに切り分けないように注意
  3. 冷蔵庫から出したばかりの冷たいバターを極々薄切りにして、ラディッシュのサイズに合わせた長方形に切り、各ラディッシュの切り込み部分に挟めば出来上がり
※あまりに葉が長いと、付けたままお皿にあしらった時の見栄えが良くありません。 購入する時に、葉が極端に育っていない束を選びましょう。
葉を落として赤〜白の根部分だけを使う場合は、葉が伸びていても一向に構いませんけれど。




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