マダムTOMATOの“グルメ・ガーデン”
http://www.franco-japonais.com/tomato/
mes recettes
更新日 mise en ligne le 20 mai 2006
remise en page le 24 octobre 2009
Tarte au saumon et au broccoli ブロッコリとサーモンのタルト

我が家の軽食の定番が、色々な具で楽しめるこうしたタルト。
タルトと言っても塩味で、「キッシュ」に似たものです。
近頃はフランスでも大分ごっちゃにされていますが、キッシュというのは本当は「キッシュ・ロレーヌ」のこと。 「ほうれん草のキッシュ」等、キッシュロレーヌと違う具を使った場合は、「〜のタルト」と呼び分けられるべし、と言われています。
こだわらないなら、何と呼ぼうと構わない程度の決まりなのでしょうけれど・・・

材料:22cmのタルト型1つ
    <タルト生地用>
  • 薄力粉・強力粉半々:150g
  • バター:50g
  • 水:40cc程

    <フィリング用>
  • 玉子:2個
  • 生クリーム:200cc
  • 塩:小さじ2/3

    <具>
  • 玉葱:100g
  • ブロッコリ:300g
  • 鮭の切り身:150g程
  • おろしたエメンタルチーズ:40〜50g
<必要な道具(目安)> シリコンベラ、ボウル、泡立て器(手動)、タルト型
<賞味期限> 出来立てを賞味、又は冷蔵庫で2〜3日迄。


KAISER イージーフォーム パイ皿 22cm

  1. <タルト生地を作る:ステップ1〜2>
    ボウルにバターを入れて湯煎にかけて溶かし、固まらない程度にあら熱を取ってから薄力粉・強力粉をあわせてふるい入れ、ゴムべらで混ぜ合わせる
    これに水を注ぎ入れて軽くこねて均一に混ぜたら、丸めて、軽く打ち粉(分量外、強力粉推奨)をしてタルト型の直系よりも一回り大きくのす
    タルト型に生地をのせて、中央からそっと固定して行き、縁もピッタリと型に沿うよう生地を敷き込んだら、フォークで、生地の膨らみ防止に底全体をまばらに、でもまんべんなくつつく
    ラップをかけて、涼しい所で(夏場なら冷蔵庫で)30分〜1時間程休ませる

  2. オーブンに余熱を入れ、休ませておいた生地を常温に戻してから、180度のオーブンで10分程、生地の表面だけに火が通りやや色白になれば、すぐに取り出してあら熱を取っておく(下焼きのためで、焼き色はつけない)

  3. <具とフィリングの準備>
    玉葱は縦2か4つ割りにして横に(繊維を切るように)スライスし、サラダ油少々(分量外)を敷いたフライパンで、しんなりする程度にさっと炒めたら、火から下ろしてあら熱を取っておく
    中鍋にお湯(分量外)を湧かして、小房に分けたブロッコリを5分程茹でたらザルに取り、水気をよく切っておく
  4. ボウルに玉子をよく溶きほぐし、塩と生クリームを加えてよく混ぜ合わせる
    サーモンは好みの大きさに切っておく

  5. 空焼きしておいたタルト生地の上に、玉葱、ブロッコリ、サーモン全てまんべんなく敷き詰めたら、おろしたエメンタルチーズを全体に散らし、用意しておいたフィリング(玉子&クリームのミックス)を注ぎ入れ、暖めておいたオーブン180度中段で30分程焼けば出来上がり

※焼き時間はオーブンによりもう少し長くかかる場合があります。
焼けているかの確認は、タルトをそっと揺すってみて、一番火の通りにくいタルトの中心がユルユルしていなければもう大丈夫。 少しタプタプとしていたら、もう少し焼きましょう。
上火の強いオーブンで上面が早く焦げてしまいそうな場合は、タルト全体を覆うサイズのアルミホイルをかぶせて焼き色を調整します。
※チーズは、エメンタルでなくても、お好みにより若いミモレットやゴーダ、チェダー等の他、ピザ用ミックスチーズ等も使えます。



© Mme.TOMATO : "Gourmets Garden" de Mme.TOMATO
All rights reserved / Tous droits résérvés