更新日 mise en ligne le 24 juillet 2006
remise en page le 13 mars 2012
ナスのフラン Cassolette aux aubergines |
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上の仏語タイトルはカソレットとしていますが、cassoletteは器の名。 クレームブリュレによく用いられるような平たい耐熱皿のことを示します。
「フラン」と「パテ」の間のような、「ディップ」のような、夏野菜を使った、アントレ向きの一品。
柔らかめの仕上がりなのに加え、お野菜主体とはいえナスとオリーヴの風味濃厚なので、単品で、又はサラダや生野菜を添えて独立した一品の前菜に向きます。
今回はフェタチーズを刻んだものを散らしていますが、無ければ、又はお好みで、アンチョビのフィレをあしらって焼き上げても良いですよ。
常温でも良いですが、真夏なら冷やして召し上がれ。
材料:4人分(下記は賞味量)
- ナス:400g
- 完熟トマト:150g
- オリーヴ油:大さじ4
- ニンニク:好みで1〜2片
- 塩:小さじ半(適宜調整を)
- 生クリーム:100cc
- 玉子:1個
- ブラックオリーヴ:10粒
- プロヴァンスのハーブ:1つまみ
- 型塗り用オリーヴ油:少々
- 5mm角切りフェタ:少々
<必要な道具(目安)>
・フードプロセッサかミキサー
<賞味期限>
冷蔵庫で4日
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ナス、トマトは各々皮をむき、1.5cm程の角切りにし、ニンニクはみじん切りにする
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フライパンか鍋にオリーヴ油大さじ2とニンニクを入れて弱火にかけ、油が温まってニンニクの香りが立ったらナスを入れ、油が全体に行き渡るようよく混ぜながら、焦がさぬように炒める
更に全体にオリーヴ油の残り大さじ2をまわしかけ、ややしんなりする迄炒めた後、トマトと塩(控えめに)、ハーブを加えて炒め合わせ、フタをしてナスがトロリと柔らかくなるまで蒸し煮にする
柔らかく煮えたら火からおろし、冷ましておく
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2の冷めた野菜をフードプロセッサに入れ、ブラックオリーヴの種を除いて加え、生クリーム、玉子を加えてなめらかなピュレにする
塩味をみて、足りないようなら少し加える(オリーヴの塩味もあるので、2で加える塩は控えめにして、ここで調整しましょう)
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耐熱皿にオリーヴ油を塗り(側面も忘れずに)、3のミックスを流し込み、200度に熱したオーブンで20分焼いたら、5ミリ角に刻んだフェタチーズを散らし、更に5〜10分、器を軽く揺すって中央がタプタプと揺れなければ焼き上がり
オーブンから出してすっかり冷ました後、冷蔵庫で冷やす
※プロヴァンスのハーブミックスが無ければ、タイムやサリエット、或いはパセリを使っても良いです。。