マダムTOMATOの“グルメ・ガーデン”
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更新日 mise en ligne le 10 novembre 2006
remise en page le 15 mars 2012
りんごとオートミールのケーキ Gâteau de flocons d'avoine aux pommes

オートミールは我が家の常備食の一つ。朝食や軽食にミルク粥にする他に、クッキーにしたり、こんなケーキにしてみたり。
粒のシリアルそのままよりは多少消化は良いオートミールですが、案外腹持ちが良いので、朝食にも向きます。
トロリとよく煮たリンゴのコンポートを挟んで、しっとりとした仕上がりに。
シナモンをたっぷり効かせて、カントリー風な素朴なお菓子です。

材料:22〜24cmのタルト型1つ分
    <リンゴのコンポート用>
  • リンゴ(ジューシーなもの):600g
  • 三温糖:60g
  • レモン汁:レモン半個分
  • 水:大さじ2(様子を見て。無くても大丈夫かも)
  • ドライレーズン:100g
  • シナモンパウダー:小さじ1

    <ケーキ生地用>
  • バター:40g
  • 牛乳:大さじ2
  • 玉子:2個
  • 薄力粉:150g
  • オートミール:150g
  • リンゴのコンポートから:150g
  • シナモン:小さじ1
  • グラニュー糖か三温糖:80g
  • 細粒塩:小さじ半
  • ベーキングパウダー:小さじ1半
  • ヴァニラエッセンス:少々

<必要な道具(目安)>
・タルト型
・ボウル
・ゴムべら

<賞味期限>
冷蔵庫で4〜5日


Emile Henry タルト皿 24cm
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  1. リンゴのコンポートを作る
    リンゴは皮を剥いて芯を取り除き(分量は賞味量。サイズによるが4個位)、縦6〜8つ割にして1cm幅に刻んで鍋に入れる
    砂糖、シナモンパウダー、ドライレーズンを加え、レモン汁をまわしかけてフタをし、弱火で加熱を始める
    鍋底が焦げないように弱火で、リンゴが柔らかくなるまで蒸し煮にする。途中で水分が足りないようなら、適宜水少量を注いで調整する
    リンゴがすっかり柔らかくなったらフタを外し、シリコンべらで底から丁寧にひっくり返し、リンゴが煮崩れて汁気が殆ど無くなるまで煮詰め、火から下ろしてあら熱を取っておく

  2. ケーキ生地を用意する(ここでオーブンに余熱を入れておく)
    ボウルにバターを入れて湯煎で溶かし、1で用意したコンポートから150gを混ぜる
    同じボウルに玉子を割り入れ、砂糖と塩、シナモンパウダー、ヴァニラエッセンスも加え、玉子丁寧に溶きほぐし全体をよく混ぜる

  3. 2のボウルにオートミールを入れ、薄力粉とベーキングパウダーをあわせてふるい入れる
    シリコンべら(ごむベラ)で均一に生地を混ぜる

  4. タルト型にサラダ油少々を塗る(分量外。少量垂らして、小さく切ったキッチンペーパーで広げると良い)
    ケーキ生地半量を底に均一に敷き詰め、コンポートの残りをその上に広げる
    残りの半量のケーキ生地をその上面に広げ、暖めておいたオーブン180度で40分程焼けば出来上がり

    焼けたらオーブンから出して、しっとり仕上げたければアルミホイルを乗せてもOK。ただしホイルに蒸気が付いたら外しましょう。
    焼いたその日から食べられますが、丸一日寝かせた方が、しっとしして味が馴染みます。
※コンポートの上を覆う時、生地がもったりとしているので、一気にドサッとあけて広げるのは難しいと思います。
多少コンポートが覗いても、素朴な風味のお菓子なのでご愛嬌。少しずつ生地を落として全体に広がるようにすると良いです。






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