マダムTOMATOの“グルメ・ガーデン”
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更新日 mise en ligne le 14 janvier 2007
remise en page le 15 mars 2012
オニオン・スープ(ビール入り) Soupe à l'oignon a la bière

「Soupe a l'oignonスープ・ア・ロニオン」は、フランスのレストランやビストロ、軽食を楽しめるカフェ等でもお馴染みのアントレ。
よく炒めた玉葱を更によく煮込んで、体の暖まる冬のお供にピッタリなスープは、田舎風にパンを浸して、それもグリュイエールチーズも加えてオーブンで焼いた「Soupe a l'oignon gratineeスープ・ア・ロニオン・グラティネ」の人気はフランスだけに留まりません。
この国にはビールのスープも存在しますが、味の受けは人それぞれなので、間を取ってほのかにビール独特の苦みを隠し味に。
繊細な舌の持ち主でないと気付かないかな・・・?

材料:4〜6人分
  • 玉葱:600g
  • サラダ油:大さじ1
  • バター:20g
  • 薄力粉:大さじ3
  • ブーケガルニ:1
    (又は月桂樹の葉1枚)
  • 塩:小さじ1半
  • 熱湯:200cc
  • ブロンドビール:200cc
  • 水かお湯:1000cc
  • 白コショウ粉末:適宜
  • チキン(又はその他)ブイヨン粉:小さじ1

<必要な道具(目安)>
・スライサーがあると便利
・フライパン
・厚底鍋

<賞味期限>
冷蔵庫で4日程

Le Creusetル・クルーゼ ココット・オーバル25cm
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  1. 玉葱は大きければ縦4つ、小さければ縦2つに切ってから、縦に通る繊維に直角にスライスする
    この時、極薄切りより少々厚めにスライスすること(さもないと煮た時に玉葱が単なる筋になってしまうから)

  2. フライパンにサラダ油を取って熱し、玉葱をあけて炒め始め、全体に油がまんべんなく渡ったら分量から塩小さじ半程をふりかけ、焦げ色が付かないように、すっかりすき通ってしんなりするまで炒める

  3. 2のフライパンにバターを落として溶かしたら、小麦粉を振りかけて全体をよく混ぜ合わせ1分程炒めたら、熱湯200cc程をフライパンに注ぎ入れ、加えて軽く炒めた小麦粉が溶けるよう丁寧に混ぜ、中身全てを鍋にあける

  4. 鍋にお湯、ビール、ブーケガルニ、残りの塩、ブイヨン、コショウ適宜を加え混ぜ、フタをして小一時間吹きこぼれないよう弱中火で煮込めば出来上がり
    好みで最後に香りを立てるためにコショウ少々を振り込んでも良い

  5. グラティネする(オーブンで焼き色を付ける)場合には、前日の残りなどのスライスした田舎パンやバゲットを乗せて細切りのグリュイエールチーズを好みに散らし、オーブンで焦げ目を付ける
※ブーケガルニは、セロリ、あればポワロ、タイム1枝、月桂樹を凧糸で縛って作れます。 なければ月桂樹の葉だけでも構いません。
※グラティネしなくても、よくよく煮込めばそのまま玉葱のスープとして充分楽しめます。又は、冒頭に書いたように別途トーストしたパンにチーズを乗せて熱々のスープを注いでも。






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