マダムTOMATOの“グルメ・ガーデン”
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mes recettes
更新日 mise en ligne le 9 mai 2007
remise en page le 17 mars 2012
ルバーブのタルト2 Tarte aux rhubarbes

蕗(フキ)やゴボウの茎のような、見た目はまるでお野菜のルバーブですが、その風味は、酸味が強くてフルーティー。
リンゴのような爽やかな味わいで、タルトやコンポート、ジャムの材料として人気があります。
ルバーブのタルトはもう一つ、クランブルをのせたレシピを既に掲載していますが、こちらはよりシンプルな、また少し違ったタルトです。
タルト生地さえ用意してしまえば、あとは刻んで並べてフィリングを混ぜて流し込んでオーブン任せ。
アーモンドプードルは、好み次第で、加えなくても作れます。

材料 : 24cmのタルト型1つ分
    <タルト生地用>
  • バター:60g
  • 水:大さじ2半〜3
  • 薄力・強力粉半々に混ぜて:140g
  • 打ち粉(強力粉推奨):少々

    <フィリングと具>
  • フレッシュ・ルバーブ:500g
  • 玉子:3つ
  • 生クリーム:150cc
  • グラニュー糖:150g
  • アーモンドプードル:50g

<必要な道具(目安)>
・ボウル、タルト型
・シリコンべら
・めん棒

<賞味期限>
冷蔵庫で4日。庫内の臭いが移らないよう注意!
  1. <タルト生地を用意する>(面倒なら既製品を使っても、前日用意しても良い)
    ボウルにバターを刻んでいれて湯煎で溶かす
    これに冷水を入れ、一気に粉を加えて、シリコン(又はゴム)べらで手早く混ぜ合わせた後、一旦ひとまとめにする
    へらで混ぜる段階で、水っぽければ粉を少々、まとまりが悪ければ水少々を加えて調整する
    ひとまとめにしたら、極々軽く打ち粉をして、4〜5回折り畳んだ後、タルト型の直径に合わせてめん棒で丸くのし、型の上に乗せる
    引っ張ると妬き縮みするので、乗せた状態で中心から側面へ向かって、最後に側面を型に固定して行き、型の縁からはみ出した生地は切り落とす
    そのままラップをかけて、暑くないところで半時間〜1時間、生地を休ませる

  2. <タルト生地を空焼きする>
    オーブンに予熱を入れる
    休ませておいたタルト生地の底を、ピケ用の道具かフォークで全体をつつく(含まれた空気によって、生地がまばらに膨らむのを防ぐため)
    あれば重石をし、無ければそのまま、生地に焼き色が付かず、表面が乾いたようになる程度に、軽く空焼きしてオーブンから出しておく

  3. <フィリングと具を用意する>
    オーブンに予熱を入れておく
    ルバーブ(分量は賞味量)は、細くて筋張っていたら、セロリの筋採りの要領で皮の端をつまんで筋を取る
    (太い茎なら大抵さほど筋が当たらないので、筋取りしなくても良い)
    傷や痛んだ部分があれば取り除き、1cm幅に切って、空焼きしておいたタルトの底に、まんべんなく並べる

  4. ボウルに玉子とグラニュー糖を入れ、泡立て器(手動。泡立てず、混ぜるだけ)かフォークで玉子を丁寧に溶きほぐしたら、生クリームとアーモンドプードルを加え混ぜる
    このフィリングを、ルバーブを敷き詰めたタルト型に流し込み、180度で40〜45分程、時間はオーブンによるので、途中で様子を見ながら焼く

    こんがりきつね色に色づき、そっと揺すってみて、一番熱の通りの遅いフィリング中央がふにゃふにゃしなければ火は通っています
    焼き色を見ながら、フィリング中央がが殆ど動かなくなるまで焼きましょう

※フィリングは、焼けると多少膨らみますが、冷めると沈みます。
※好み次第で、あら熱が取れたやや暖かい状態で味わっても良いです。
冷蔵庫に入れておいた場合は、食べる30分前くらいに取り出して(全て食べるのでないなら、食べる分だけ切り分けて)常温にしておきましょう。






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