更新日 mise en ligne le 2 août 2007
remise en page le 15 mars 2012
蕎麦粥 Bouillie de sarrasins |
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蕎麦米といえば、ロシア料理のカシャ(カーシャ)のお粥があります。
そちらは煎った蕎麦の実を使ったものですが、こちらのレシピでは和風に、殻を外しただけの蕎麦の実を使って。
日本では煎ったものの方が入手しやすいとも聞くので、どちらでも構いません。
蕎麦だけでなくお米ベースの雑穀粥といったところ。
写真では「ゆかり(シソの葉のふりかけ)」を散らしていますが、お味噌と蕎麦の相性が良いので、私のお気に入りはもうひとつ、ニンニク味噌添え。
梅干しでも塩昆布でも、お塩だけでも、素材の旨味をたっぷり楽しめますよ。
材料 : 2膳分
- 白米:100g
- 蕎麦の実(蕎麦米/丸抜き):50g
- 塩:1つまみ
- 水:450ccほど
<必要な道具(目安)>・フタ付き中鍋
<賞味期限> 出来立てが一番
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お米をといでザルにあける。
蕎麦の実もさっと濯いでザルに取る。
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共に鍋に入れ、水を注いで塩をふる。
フタをして中火で熱し、暖まったら火を弱めてクツクツと30分程煮る。
途中様子を見て、足りないようならお湯を少しさして焦げ付かせないように注意(シリコンべらか木じゃくしなどで底から2〜3度、くっつく前にかき混ぜてあげると良い。水気が足りなければ追加、多すぎるようなら適当にフタを外して蒸気として逃がしながら煮る)。
ふっくらと火が通ったら火からおろし、フタをして5分ほど蒸らせば出来上がり。
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お塩だけで味わうなら味見して塩加減を調整、或いはお漬け物や佃煮、ゆかりやお味噌(少々を溶かし込んでも美味)等、お好みに添えて召し上がれ。
※お粥なので、炊いたご飯よりも柔らかめ、汁気というほど水は残しませんが、その辺は好みに調整して下さい。
我が家に炊飯器が無いので(お鍋で炊いているので)、炊飯器を使った場合の水の分量などは分かりません。
蕎麦米が結構水を吸い、また鍋底にくっつき易いので、普通はご飯を炊く時は決してフタをあけないもの(昔は「赤子泣いてもフタ取るな」と言われたくらいですから)ですが、途中で様子をみて、必ず底からかひっくり返しておきましょう。 焦げてしまっては元も子もないでしょうから。