更新日 mise en ligne le 21 octobre 2007
remise en page le 13 mars 2012
ハヤトウリのグラタン Gratin de christophine |
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ハヤトウリのことは、「Chistophine、Chayote、Chouchou」と仏語でも土地によっていくつか異なる名前があります。
フランス本土ではあまり知られていないお野菜で、クレオール料理でお馴染みの食材。 アフリカ大陸中部以南でも、割とよく使われています。
使い道は色々ありますが、恐らく最もポピュラーなのが、こうしたグラタン。
お肉を入れなくても作れます。
(上の写真は準備段階。ホワイトソースをかける直前です)
材料:4人分(分量は賞味量)
- ハヤトウリ:800g
- タマネギ:200g
- ニンニク:4片
- サラダ油:大さじ1弱
- 粗挽きソーセージ:200g
- クミン粉末:小さじ1/4
- コリアンダー種粉末:小さじ1/4
- ターメリック粉末:小さじ1/4
- エメンタルチーズ細切り:100g
- パン粉:大さじ2
<ホワイトソース>
- 牛乳:500cc
- 小麦粉:40g
- タイム:1つまみ
- ナツメグ粉末:小さじ1/4
<必要な道具(目安)>
・フライパン、厚底鍋
<保存期限>
下ごしらえ段階で、冷蔵庫で3日
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ハヤトウリは、まず縦2つに切って、中の種をとり外す。
更に各々、シワが寄った部分に潜り込んだ皮も剥けるようにその線に沿って切り分けてから皮を残さずに剥く。
※皮は加熱しても繊維が残って固いので、必ず残さずに剥くこと。また、双葉のような種の周りのスポンジ状の部分も取り除いておく。この作業中、汁気がべたつくので、こまめに流水の下をくぐらせると良い。
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皮を剥き終えたハヤトウリは、1.5cm角ほどに切り分けて厚底鍋に入れ、水100cc程を注いでフタをして、竹串がストンと刺さる柔らかさまで蒸し煮にしたら、ザルに取ってあら熱を取っておく。
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タマネギは、大きければ縦4つ、小さければ縦2つに切り分けてから、横に幅5mm程にスライスする。
ニンニクはみじん切りにする。
ソーセージは、幅5mm程の輪切りにする。
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フライパンにサラダ油を熱し、タマネギとニンニクを焦がさないように、タマネギがしんなりするまでよく炒める。
これに塩小さじ半とタイムを散らし混ぜたらソーセージを加え、火が通るように炒める。
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フライパンの中身と加熱済みのハヤトウリ、クミン、ターメリック、コリアンダーを混ぜ合わせてグラタン皿に敷き詰める。
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<ホワイトソースを作る>
鍋に牛乳と小麦粉、塩小さじ1、ナツメグを入れ、小麦粉がミルクに溶けるようによく混ぜ合わせたら火にかけて、底が焦げないようよく混ぜながらとろみを付ける。
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出来上がったホワイトソースをグラタン皿の具の上にまんべんなくかけ、チーズを、次いでパン粉を散らしてオーブンで焼き色を付ければ出来上がり。
※スパイスは、記載のものが無くて美味しいカレー粉ミックスをお持ちなら、そちらをお好みの量(小さじ半〜1弱)使っても構いません。 タイムが無かったら、加えなくてもOK。 刻みパセリを加えても良いですよ。
※お肉やお魚をメインにして、このグラタンを付け合わせにするなど、お野菜だけで作りたい場合は、ソーセージを加えずに作っても良いですよ。