マダムTOMATOの“グルメ・ガーデン”
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mes recettes
更新日 mise en ligne le 21 janvier 2008
remise en page le 13 mars 2012
スイスチャード(不断草)のグラタン Gratin de blettes

冬になると市場に出回るブレットBlettes / Bettes。 英語ではスイスチャードと呼ばれる、主に茎を食べる大きな葉野菜です。
同じフランスでも地方によって呼び名が違い、リヨン辺りではコート・ドゥ・ブレットゥという呼び名でアーティーチョークの仲間でブレットと同じように茎を食べるカルドンを示すこともあるのだとか。
ほぼ同じような食べ方が出来るのですが、カルドンに比べればブレットの方が遥かに加熱時間が短くて済む上、下処理も手軽。
ハムを加えたりカレー粉を加えたり、色々ヴァリエーションも楽しめます。
まずは最もシンプルな、付け合わせ向きのグラタンのレシピ。

材料:付け合わせに軽く4人分
  • ブレットの茎(白い部分):600〜700g
  • 牛乳:300cc
  • 小麦粉:大さじ3
  • 塩:小さじ2/3
  • あればナツメグ粉:小さじ1/4ほど
  • 好みで白コショウ:少々
  • エメンタルチーズ:50gほど
  • 好みでパン粉:大さじ2ほど

<必要な道具(目安)> 普通にお家にあるもの

<保存期限> 焼きたてを賞味
  1. ブレットは緑の葉部分を切り落として茎だけを使う。
    丁寧に洗い、幅2cmに切る。
  2. 鍋に湯を沸かし、塩小さじ2杯ほど(分量外)を入れて沸騰させたらブレットを入れて好みの固さに茹でる。
    (柔らかめが一般的)
    茹だったらザルにとって、しっかりと水気を切っておく。
  3. 別な鍋に牛乳、小麦粉、ナツメグ、塩コショウを入れ小麦粉をよく溶き混ぜたら鍋をひにかけ、もったりしたとろみがつくまで加熱する。
  4. 湯切りしておいたブレットをグラタン皿に敷き詰め、ホワイトソースで覆い、チーズ、次いでパン粉をまんべんなく散らしたら、オーブンで焼き色をつければ出来上がり。
    熱々のうちに召し上がれ。
※ホワイトソースをかけたところで、冷蔵庫で2〜3日保存できます。
前日などに用意した場合には、早めに冷蔵庫から出して常温にしてから、チーズとパン粉(好みで)を散らして、オーブンで暖めると共にグラティネします。




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