マダムTOMATOの“グルメ・ガーデン”
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更新日 mise en ligne le 8 juin 2014
ゴーヤー(苦瓜)のインド風カレー炒め Karela Sabzi

タイトルにカレーの語を入れましたが、厳密には、インド料理風にスパイスを用いた「カレーっぽい香り」の炒め蒸しで、 カレーライスのカレーとはテクスチャーが異なることを、まず最初に記しておきます。

ニガウリ(ゴーヤー)は、英語ではビター・メロン。 インドやアフリカでも、日本で見るのと同じ類の、鍾乳洞から切り出してきたようなゴツゴツイボイボしたキュウリのような、 お馴染みの姿のものが食材・野菜として用いられています。
しかし、所変われば使い方も似て非なり。 日本では中の白くふわふわした部分はくり抜き除いて使うことが多いのですが、インドでは、人による&地方による違いがありますが、種まで気にせず使ってしまうことが多いらしいです。

そんなインド食材屋でいつも買ってくるゴーヤー。 アジア風テイストにすることもままありますが、我が家では、こうしたインド風味でも楽しんでいます。



材料:4人分(正味量)
  • ゴーヤー(ニガウリ):400〜450gほど
  • 植物油(菜種、ひまわり、ピーナッツ等):大さじ2
  • 玉ネギ:150g
  • ニンニク:1〜2片
  • ショウガみじん切り:小さじ半
  • ガラムマサラ:小さじ半
  • パプリカ粉:小さじ半
  • 生のグリーンチリ:1〜2本好みに。又はドライチリ粉好みに
  • 好みで生のコリアンダーの葉:少々
  • 水:50〜100cc
  • 塩:小さじ半ほど

<必要な道具(目安)> フライパンか炒め物ができる中鍋(フタ付)

<賞味期限> 望ましくは出来立てを賞味。保存は蔵庫で、翌日には食べきりましょう。 

  1. 玉ネギはみじん切り、ニガウリ(ゴーヤー)は丁寧に洗って輪切りにしたら、中の種を取り除く。 この際、好み次第だがフワフワしたワタ部分は適当に残してもOK。

  2. フライパンに植物油を熱っし、玉ネギを炒める。
  3. 玉ネギがしんなりして透明感が出てきたら、ニンニク、ショウガを入れ混ぜ、ガラムマサラ、パプリカ粉、刻んだグリーンチリ又はチリパウダーを入れ混ぜる。

  4. 2のフライパンに下準備したゴーヤーを入れ、軽く炒めてから、まず水50ccを注いでフタをし、中火弱で5分ほど煮る。
  5. この際、途中で2、3度かき混ぜ、あまりに汁気が底になくなりそうなら水を少しずつ追加する。
    最終的な汁気は、オイル分だけで、水気は野菜から少し出たかな、という程度に極々少ない仕上がりに。

    温かいうちに盛り付け、好みで刻んだ生のコリアンダーの葉をあしらって召し上がれ。


※お好みで、粉末のターメリックをパプリカの代わりに、或いはさらに追加しても良いです。
写真の時は、パプリカは控えめでターメリック使用なので、黄色みの強い仕上がり色になりました。







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