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キク科:多年草
学名: Helichrysum italicum
仏名:Plante curry(プラントゥ・キュリー)
英名:Curry plant(カレープラント)
【概要】
- 利用部位:葉。
- 南欧原産の植物で、全草に、カレープラントの名前通り強いカレー(カレー粉ミックス)の香りがある。 ただし香りが似ているだけで、この草がカレー粉に使われているわけではない。
- ラヴェンダーに似た銀灰色の細い葉が美しいことから、香草(ハーブ)としてだけではなく、花壇のあしらいにも使われる。
花期は6〜7月頃。
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↑ 花。 |
【TOMATOより】
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初めて出会った時は、ギョッとしました。 園芸好きのお友達の家のお庭を巡っていたら、知らずに触れたらしくてフワッとカレーの香りが漂ってきて。 本当にカレーの香りなんですもの。
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香り付けに使うことはできますが、「食べる」ハーブではありません。 煮込み料理に使えますが、これもあくまでも「香り」を移すためで、使う場合は仕上げに加えて長時間の煮込みを避け、食べる前に取り出しましょう。 少量でも割としっかり香りが付きます。
また、加えすぎると、又は煮込むと苦みが出るので、上記の通り煮込まずに仕上げに加えるか、肉や魚のマリネに加え、調理前に外すようにしましょう。
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茎ごと収穫してつるして乾燥させた葉と茎は、香りを保ちます。 消臭作用があるため、ポプリとして使うこともできます。
あくまでもカレーの香りなので衣類に着香するにはどうかと思いますので、使うなら靴箱などに利用するのが無難でしょう。
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栽培に際しては、割と丈夫な草なので、地植えにすればよく茂り増えます。 花を咲かせると草が弱るので、花を楽しむのが目的でない場合は、つぼみが色づく前に刈り取ってしまいましょう。
花はドライフラワーとしても楽しめます。
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