更新日 mise en ligne le 21 octobre 2015
ニンジンのピリ辛サラダ、マグレブ風 Salade de carotte maghrebine |
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このサラダに一番最初に出会ったのは、その昔トゥールにあった最高に美味しいモロッコ料理店でした。
夫婦経営の小さなレストランで、「つきだし」として一番最初に小鉢に爪楊枝を添えて出してくれていたものです。
その後、チュニジア、アルジェリアの人たちにも尋ねてみたところ、マグレブ三国でそれぞれに親しまれているサラダと判明。 おのずと家庭それぞれに少しずつ違ったレシピがあるようです。
こちらに紹介するのはそれらの合間を縫った私流です。
好きなように楽しんでいる我が家では、実はニンジンの量が足りなかったり気分次第でカブを交えて作ったりもしています。
ニンジンと共にプチプチと豊かな香りに当たるクミンシードを使うのは私の好みですが、粉末のクミンでもOK。焦がして香りを消さないようにご注意を。
材料:作りやすい控えめ量(4人分、賞味量)
- ニンジン:300g
- オリーヴ油:大匙1
- ニンニク:小さめ1片
- クミンシード:2つまみ
- 塩:小さじ1/3ほど
- 市販のアリッサソース(Harissa):小さじ半
- 好みで生のコリアンダーの葉:1〜2本
<必要な道具(目安)> 特殊な道具不要。
<賞味期限> 冷蔵庫で3、4日。
<手順概要> ニンジンを茹でる。オイルを熱してソースを準備。全て混ぜて味を馴染ませるために小1時間休ませる。
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お湯(分量外)を沸かし、皮をむき小さなダイス(1.5cm前後)に切ったニンジンをやわらかく茹でる。
とろけるほど煮すぎず、でもコリッとせず抵抗なく噛める程度の柔らかさに。
茹で上がったらザルにあけてお湯を切る。
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小さなお鍋かフライパンにオリーヴ油と刻みガーリック、クミンシードを入れて熱し、香りがたってきたらすぐに火を止めてアリッサソースを混ぜる。
これに下茹でして水気を切ったニンジンを入れ、ソースがまんべんなく全体に絡むように混ぜ合わせる。
好みでここでコリアンダーの葉のみじん切りを加えても良い。
すっかり混ざったら、温かいうちに食べても、30分〜小一時間ほど休ませて味を馴染ませてから味わっても。
※好みでアリッサの量を調整して下さい。
人によってはもっとオイルを加える人も居ますが、あまり油っこくしたくないので、程ほど混ぜやすいよう大匙1にとどめています。塩味と共にその辺の量調整はお好みに。
※上にも書いたように(写真もお野菜2種類使用バージョン)、ニンジンとカブを取り混ぜて作っても美味しいですよ。 別々に茹でるか、ニンジンを茹で始めて後からカブを加えて茹でるかして準備します。