更新日 mise en ligne le 4 oct. 2002
remise en page le 15
山羊チーズのサラダ Salade de chèvre chaud |
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訳すなら暖かい山羊チーズのサラダ。
フランス中部にあるトゥール(=Tours:南のトゥールーズではありません)を中心とするロワール川沿いのトゥーレーヌ地方のいくつかの特産の中でも著名なのはワインと山羊チーズ。
そんな地元のチーズを使った、カフェやレストランでお馴染みのサラダです。
もっとも当地方に限らず山羊チーズを作っている各地で「我が郷土料理」として語られており、実はフランス全土でお馴染み、本当の発祥がどこであるかは今ひとつ明確でないのですが・・・
パンを使わずにチーズだけをさっと温めて乗せたサラダも多いのですが、とろけてしまって扱いが面倒なのでここではパンに乗せたタイプをご紹介します。
ふんわり立ち上る山羊チーズ特有の香りが、好きな人にはたまりませんよ。(嫌いな人には反対の意味でたまりません かな?)
写真のように付け合わせの控えめな分量で書いていますので、適宜量を加減して下さい。
(写真のチーズはカベクー、手前はお魚のフライ:チーズの種類については
「365日のチーズ」をご参照下さい)。
材料 : 2人分
- 千切ったレタス:2つかみ
- 山羊チーズ:2スライス
- 田舎パン:1〜2スライス
<ドレッシング用> - オリーヴ又はブドウの種油:大さじ1半
- ディジョン粒無しマスタード:小さじ半
- ワインヴィネガー:小さじ1/4
- 塩:1〜2つまみ
- 田舎パンスライスは大きければ半分を1人分、小さければ一人1枚用意する
これにスライスした山羊チーズを乗せて、オーブンで焼く
原型を失わない程度にトロリと柔らかくなればOK
- チーズを焼いている間にドレッシングの材料を全てよく混ぜておき、サラダを器に持ってドレッシングを回しかける
食べる直前ならあらかじめレタスにソースを和えてしまっても良いです
- 焼けたチーズをパンごとサラダに添えるか、上に乗せれば出来上がり
好みで彩りにトマトやパセリなどを添えて召し上がれ
※山羊チーズはサント・モール・ドゥ・トゥーレーヌのような細長いタイプ又はプティ・プロヴァンスのような丸っこいものを好みの厚さにスライスするか、カベクー(ロカマドゥール)やピコドンのような小ぶりのチーズ丸ごと1人分にしても良いです
厚さは好みによりますが、1cm程はあった方が食べ応えがありますよ