更新日 mise en ligne le 31 mars 2000
remise en page le 19 mars 2012
ほうれん草のキッシュ Tarte aux epinards |
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ブリゼ生地さえ用意すれば、プリン同様手軽にできる一品です
焼きたてをお肉料理のアントレに、ランチに、冷めてもおやつとして楽しめます
ベーコンはハムに代えても、ロックフォールチーズを足して香りを変えてみたり、ほうれん草をやめて玉ネギだけにする等様々なアレンジもお試し下さい。
材料 : 22cmタルト型1台分
<ブリゼ生地>- バター:60g
- 薄力・強力粉半々:150g
- 玉子:1個
<アパレイユ> - 玉子:4個
- 生クリーム:100cc
- 牛乳:50cc
- ベーコン:50g
- ほうれん草(湯でて水切り):100g
- 玉ネギ:100g
- おろしたグリュイエール:100g
- バター:10g
- 塩:小さじ半
- ナツメグ(粉末)お好みで:少々
作り方
- ブリゼ生地を準備する(手順1〜2)
バターは冷蔵庫で冷やしておき、1センチ程のキューブに刻み、ボウルに入れる
粉2種類をあわせてふるい、バターを入れたボウルに加える
これを両手ですり合わせるようにしてよく混ぜ、そぼろ状にする
- 玉子1個をときほぐし、1のボウルに2/3程加え、生地をまとめる
まとまりにくいようならば残りの玉子を加える
それでも水分が足りないようなら、ミルクを少々加えて調節する
出来上がった生地を丸く整え、ラップなどにくるみ1時間〜1晩冷蔵庫で寝かせる
- オーブンを180℃に暖めておく
ブリゼ生地をタルト型に敷き詰める
この際、型の中央から丁寧に固定してゆき、縁を固定する際は決して引っ張らないように注意しましょう(引っ張ると後で生地が縮んでしまうため)
型に敷き詰めたら、全体に均一に フォークなどで15回ほどつついて軽く穴をあける
タルト焼き用の重石があればそれを、なければホイルを敷いて大豆などの乾燥豆を並べて5分ほど空焼きする
- ブリゼ生地を空焼きする間、アパレイユを準備する
ほうれん草はあらかじめ湯がいて軽く水にさらし(アク抜きのため)、冷めたら水気を切って3センチほどに切っておく
ベーコンはスライスされている場合は1センチ幅、ブロックの場合はやや細目に切り、熱湯をかけて1分程置き余計な油分を流して水切りする
玉ネギは粗めのみじん切りにし、バターを熱したフライパンでしんなりするまで炒め、あらかじめ熱湯をくぐらせておいたベーコンを加えて軽く炒め、冷ましておく
ボウルに玉子4個を割入れ、生クリーム、牛乳、塩、ナツメグを加えよく混ぜる
これに1で用意しておいた具とグリュイエール(その他お好みの)チーズを加え、均一になるよう混ぜる
- ブリゼ生地を敷いて空焼きしたタルト型に4の具をそっと流し込み、具が偏らないように丁寧にならす
- 暖めておいたオーブンで30〜40分焼く
焼き上がりの確認は、なるべく目立たないところに金串などを差し、不透明な玉子液がしみ出してこなければOK
焼きすぎるとポソポソとした食感になってしまうので、30分を過ぎる頃からこまめに様子をみるようにしましょう
※「グリュイエール」との他、市販のエメンタル・ラペやピザ用チーズ、ブロックチーズをすり下して代用することもできます。
ハードタイプが手軽なのでお勧めです
※オーブンが小さく上火が強い場合は、タルトの縁が焦げやすい可能性があります
その恐れがある場合は、空焼きの際に縁を丁寧にアルミホイルでカヴァーしましょう
※空焼きの際の重石はできれば使用した方が仕上がりが綺麗ですが、何もなければ使わなくても大丈夫です
ただしフォークで丁寧につついて余分な空気が逃げるように気を付けましょう
さもないとパン生地風ピザのごとくプックリ膨らんでしまう可能性があります
※暖め直しはアルミホイルで蒸気が逃げる程度にくるんでオーブンで暖めるか、軽くラップをかけてレンジで暖めます
ただし焼きすぎ、熱しすぎは風味を落とすので気を付けましょう。
頂いたご意見
●2004/6月 ようこっち さん
先日、初めて生地からキッシュを作りました。結果は、見事に成功でした。「ヤッター!」という気分でした。生地から作っていくのは、とても手間がかかると思い込んでいまして。。
でも、実際に行ってみるとそうでもないですね。以外にも簡単にまとまっていきました。
キッシュを取り分けるとき、(1番の感動はここです!)容器にくっつくことはなく、サックリとできました。
もちろんおいしいー!!
大人2人と小さな子供1人では、半分くらい残るのだろうと思っていましたが、4分の3ほどペロリと食べていました。(我が家は大食いかしら?)
挑戦してみてよかったと思った私です。