マダムTOMATOの“グルメ・ガーデン”
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更新日 mise en ligne le 2 avril 2014
キノア(キヌア)のブリティッシュサラダ Salade de Quinoa façon M&S

このサラダの元になったのは、イギリスのスーパーマーケットMarks & Spencer のお惣菜。
去年のある秋の日の夕方、シャンゼリゼ店にふらっと寄ってみたところ、賞味期限切れ間近のお惣菜の特売をしていまして、2つほど買ってきたうちの1つがキノアのサラダで、意外な取り合わせに、「なるほど、こんなミックスもあり得るのね!」と感激したのが発端で、必ずしもぴったり同じを狙ったわけではありませんが、そこからヒントを得て、今ではすっかり我が家の定番サラダのひとつになっています。
お野菜ヴァリエーションは手持ち次第で多少変動するのですが、こちらのレシピは、最低限必須として欲しいものに限って分量欄に記載します。
末尾に、「他に使えるもの」の提案もしていますので、ご一読ください。
その他に、みなさんのお住まいの土地柄や季節によってあるサラダ菜などを上手に組み合わせて、色々変化をつけられるかと思います。

お野菜の取り合わせも少々意外でしたが、何よりも私にとって新鮮だったのは、クリーム+ミントのソースをドレッシングにするところでした。
元植民地だったインドからの移民が多いイギリスでは、フランス料理が受けたよりもずっと、インド料理の影響があって、ミントソースもそんなところから来たのではなかろうかと思うのですが・・・ イギリスの食文化、そういえばあまり知らないんですよ。


材料:付け合せとして4人分
  • キノア(赤でもイエローでもお好み):半カップ
  • 塩:小さじ2/3
  • さやインゲン:100g
  • アボカド:小さめ1個
  • ヒマワリの種(殻を外したもの):大さじ2
  • ミントの葉:40枚ほど

<必要な道具(目安)> 小鍋(フタ付)、ザル、ボウル、あればミキサー

<賞味期限> 望ましくは出来立てを賞味。保存は蔵庫で、ソースをかけたら2日、ソースをかける前なら冷3日止まりが無難。

手順
キノア、インゲンをお各々茹でる。
ヒマワリの種を乾煎りする
ソースを用意する
野菜を切ってソース意外全て混ぜる
食べる前にソースをかけ混ぜる

  1. 下ごしらえ:
    インゲンは両端を切り落として、軽く塩(1つまみ、分量外)を入れたお湯で好みの固さに茹でる。
    (私はややシャキシャキ仕上げ)
    キノアは鍋に入れて米を洗う要領ですすいで一旦水切りしてから鍋に戻し、1.5倍程の水を加えてフタをし、米を炊くようにふっくら炊く。
    火から下ろしても5分ほどフタをして蒸らし、インゲンと共にすっかり冷ましておく。
    ヒマワリの種は殻のかけらなどがないか確認してから熱したフライパンに散らして、うっすらきつね色に乾煎りし冷ましておく。

  2. 熱が取れたサヤインゲン、アボカドも1.5cm程に切って、キノア、ヒマワリの種と共にボウルに入れる。
    ミントの葉10枚ほどは千切りにしてボウルに加える。

  3. 残りのミントの葉と生クリーム、塩をミキサーにかけて、なめらかなソースにする。
    食べる30分前〜直前に、2に混ぜ合わせて出来上がり。

※上記の他に、我が家ヴァリエーションとして加えて美味しかった素材:フレッシュなロケット(ルッコラ)の葉、茹でた豆(枝豆、グリーンレンズ豆、小粒のヒヨコ豆、ただし各々風味・食感が大分違います)、缶詰の食用椰子の芽。

※サラダ菜をあしらった深皿に盛り付けたり、パーティー仕様として小さめのアンディーヴ(チコリ)の葉のくぼみに大さじ1ほどを盛り付けて、手で食べられるようにしたりもできますよ。






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