マダムTOMATOの“グルメ・ガーデン”
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365のチーズ


Coeur de Chèvre クール・ドゥ・シェーヴル

  
AOC:なし
タイプ:軟質・主に白カビ、ハート型
熟成期間:?
重量:下記参照
サイズ:下記参照
主生産地:Centre圏、Poitou etc.
MG:45%


オート・ポワトゥー(Haute Poitou)の赤、Pissoteの白など

「ハート型の山羊(山羊乳製の意味で)」という名の通りの姿。
漠然とした名で地名を含まないためなのでしょうか、特に登録商標などの権利制限が無いらしく、あちこちのシェーヴルチーズ産地で同じ名で様々なものが作られています。
従って「クール・ドゥ・シェーヴル」と言っても写真のもののみとは限りません。
例えば、フランスのチーズ直販会社の日本語ページに見られる写真及び記述では全く異なるチーズです。(ちなみにこの社、2003年のヴァレンタインにはまた別な真っ白でとても美しい山羊チーズを販売しており、それが右の写真。 同じ名でも見た目からして全然違うでしょう?)

上の写真のほうは仕事の帰りに寄ったスーパーマーケットCarrefourのチーズコーナーで、欲しかったあるシェーヴルが見つからず、でもあきらめきれずドライめを選んでもらったものです。 その産地がミディ・ピレネー。
実際ややドライめではありますが、不味くも美味しくもないいわゆる普通のシェーヴルの味わいでした。

でも、クール・ドゥ・シェーヴルというと国内いくつかある山羊乳チーズの産地ポワトゥーやCentre、ベリー地方産が知られるようです。


TOMATOより: 上記の通り、全然違った顔をした同じ名のシェーヴルがあるので、「クール・ドゥ・シェーヴル」が必ずしも全てピッタリ一致するとは限りません。 熟成の問題のみではなく、作り手や産地の違いによって様々です。

2003年8月1日







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